あらすじ
「お前どうする? この寺継ぐか?」禅の宗派のひとつ・臨済宗(一休さんなどが有名☆)のお寺の跡継ぎに生まれた著者の兄。子供の時に得度式(出家のための儀式)を済ませてはいたものの、住職になる日は、ずっと遠い未来に感じていた。だが14歳のある日、その“未来”の決断を突然迫られる事態が……。兄の幼少時代から住職になるまでのエピソードのほか、お寺の娘に生まれた著者の悩み、住職のお仕事、“寺庭”と呼ばれる住職の妻の三代記や、尼僧のことなど13篇を収録。『坊主DAYS』の杜康 潤が描く、お寺と家族にまつわるコミック・エッセイ!!
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Posted by ブクログ
実家がお寺である作者のコミックエッセイ。
1巻より、実際にお寺に住まう人々の生活が垣間見れる話が多くてより身近に感じた。
年中無休のサラリーマン(給料制)だったり、跡継ぎがいなければ一家ごと寺から追放されてしまうこと…などなど意外な事実に目が点。
最後の世界に広がる仏教のつながりや、禅のブームなど、宗教の将来的な可能性に少しだけ触れられていてこちらもおもしろかった。
Posted by ブクログ
2巻(?)は、娑婆の世界で生きる坊主とそれを支える人たちが中心になります。
私は1巻の方が好きですが、面白さは1巻に負けず劣らずです。
というか1巻読んだ人はそのままのノリだと認識してくだされば問題無しです。
祖母、母、嫁の3代寺人生の話が好きです。
あと通販カタログ。これも大爆笑でしたwww
1巻とあわせてお寺の事がよくわかるエッセイ漫画です。
やー私は永久保存版として大事に持っていきます。
Posted by ブクログ
鋼の錬金術師のアシスタント、杜康 潤 (犬の人)のご実家臨済宗Z寺がメインとなっております。
葬式と法事くらいでしか見かけない坊さん、一体何してるの?どうやってなったの?をわかりやすく教えてくれます。
今回は「尼寺」「お寺の奥さん」についても!
完結巻です。
Posted by ブクログ
お寺とお坊さんのお話第2段。
今回はサブタイトル通り、どちらかというとお寺の日常
(お坊さん、周りの人々含む)中心のお話です。
個人的には、仏教系大学のお話と住職の仕事が面白かった。
当たり前のことなんだけど、坊主丸儲けじゃないんだよね…
以前人とそこらへんの話で討論になったので、今度はそっと
この本を差し出したい。
今度けんちん汁作るか…
Posted by ブクログ
お寺が実家の著者が送るエッセイコミック。
関係者でもないと謎のベールに包まれているような、お坊さんやお寺の家族の生活をコミカルに、でもさすが実家だけあってリアルにわかりやすく描かれています。いろんな「お寺の当たり前な日常」が楽しく知ることが出来ます!
「お坊さんもサラリーマンだよ!」だったり、意外なほど広い住職のお役目(仕事)などは目から鱗でした。住職の奥さんのお仕事や家族の生活、女性(副)住職などの話も興味深く、最初はお寺に興味が無くても、読み終わる頃には俄然興味がわいてくること請け合いです。
Posted by ブクログ
201/06/08:読友さんの感想で2巻が出ていることを知りました。
1巻に続いてお寺に関することを解りやすく掘り下げてて面白かったです。
特に通販カタログの話とか思わず噴出してしまいました。
Posted by ブクログ
お坊さんは一体何をしているのか、エッセイ漫画第2弾。
住職さんが給料制やら、亡くなったら出て行くやら
知っている事も出てきましたが、知らない事の方が
当然多い状態。
奥さんは何をしたらいいのか、住職になるには等々。
楽しいほど、血族を売りまくっているのが楽しいですw
亡くなられてからが一番大変ですが
それ以外にもやる事たくさん。
お布施だけで生活できないのは当然ですが
兼任、してもいいのは初めて知りました。
それはそうですよね…誰も生活支えてくれないわけですし。
Posted by ブクログ
お寺についてよくわかるコミックエッセイ。
ご本人の実家がお寺で、お兄さんが継いでいるとのことで、外からは窺いしれない、お寺の内側が覗ける一冊です。
なるほどーと思う部分多数。年中無休なのは、本当に大変だろうなとおもいました。宗派によってどれほど違うものなのか、知りたい気もします。