【感想・ネタバレ】梅原猛著作集20 小説集のレビュー

あらすじ

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中世の説話を題材に、おおらかな人間の欲望と残酷をユーモラスに描く「中世小説集」。われわれの祖先の魂がみたであろう「ものがたり」に共感して再生された恐ろしくも哀れな世界を語る「もののかたり」。不死を求めて天界や神々の世界をかけ巡る、文明発祥の地シュメールの王ギルガメシュ。彼の死霊も恐れぬ権力欲、愛欲とその滑稽さを描くなかで、森の神を殺して成立した文明そのものの矛盾を語る「ギルガメシュ」。以上の3編を収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『ギルガメシュ』、面白かった

梅原猛さんの描くギルガメシュはとても魅力的
王の中の王として非の打ちどころが無い
そんな男も最後は幸せだったのかと言われると…
幸不幸を越えているということ?

人間の定めを神々はどのように見ているのか
自分が神になったつもりで見てみても面白い

唯一絶対の神様はおらず、神様たちががやがややっている世界は面白い。ギリシャ神話ばっかり読んできたけど、シュメールの神話をもっと早く読めばよかったと思うことしきり

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2020年07月02日

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