【感想・ネタバレ】怪盗ニック全仕事2のレビュー

あらすじ

価値のないもの、誰も盗もうとは思わないものを対象にした依頼のみを引き受ける、ユニークな怪盗ニック・ヴェルヴェット。彼の活躍を収めた2冊目の短編集である本書には、映画の没フィルム、サーカスのポスター、アパートのゴミ等を盗めといったお馴染みの奇妙な依頼のほか、何を盗むのか不明のまま仕事にかかる話、ニック自身が盗まれる話、何も盗まないよう頼まれる話など、シリーズ屈指の変化球エピソードが顔をそろえた。短編の名手ホックが生み出した並ぶものなき怪盗ニック、その全仕事を発表順に配して贈る全集第2弾、全15編。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

怪盗ニックの第二作。

価値の無いものだけを盗むニック。
今回は、
一緒に住むガールフレンドに正体を知られるかと思いきや、
政府関係の仕事と誤解される。
仕事がやりやすくなっていて良かった。

手数料を取りそこなった話も面白かったし、
地中海の王国でクリスタルの王冠を盗む話も。
マフィアの虎猫の話も面白かった。
動機も面白かったし、猫を返してマフィアに話をつけたところのも。
睡眠薬で寝かした猫を電話線で外へ出すところは笑えた。

そう、ニックがなぜ泥棒になったのか、という話も。
もちろん、女が原因だそうだ。

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2019年09月18日

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