あらすじ
「子育てコーチング」の決定版
「娘のかんしゃくの原因がわかるようになった」「全国のお母さんにおすすめしたい1冊」「この本にあえてよかった!」と絶賛の声が多数寄せられた
名著「おかあさまのためのコーチング」が新装版で登場
聞く/見る/ペーシング/質問する/アクノレッジ(承認)する/優位感覚を知る---etc.
コーチングスキルを使えばもっともっとうまくいく!
自分自身の子どもとの関わりのなかで、
コーチングの視点とスキルが丁寧に語られる、ご両親のためのコーチング入門書。
コーチングが、相手との、そして、自分自身との関わりを変えるヒューマンスキルであることを
あらためて納得させられる易しいけれど奥の深い一冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
子育ての様々な子供とのコミュニケーションについて失敗談を交えながらコーチングの手法で解決する方法。
教科書と書かれてありますが堅苦しいものではなく、作者自身が小学生の娘を持つ母であるため、母親にありがちな心の揺れや不安怒りなどにとても共感することができました。
子育てという限られた時間を、思い通りにならないとイライラして親子共不幸になるのではなく、かけがえのない愛おしい時間だと気づかされた大事な本です。
我が子の最高の笑顔と能力を引き出すためにこの本をバイブルにして、日々を大事にしていこうと思います。
Posted by ブクログ
子育ては子どもの時間に付き合うことや子どもの視点で世界を共に味わうこと。これが苦手だったり、本当は子どもと一緒の時間をもっと持ちたい人におすすめです。
子どもとうまく付き合えない、大人が陥ってしまう考え方の偏りが、著者の愛らしい失敗エピソードとともに語られます。それでいて、コーチングの基本的な考え方も書かれています。私の考えが広がったのは、相手と気持ちを合わせるペーシングの大切さ、相手を認める承認の効果です。承認には結果承認だけでなく、行動承認、存在承認もあること。著者の言う通り結果承認ばかりしていました。これは子どもだけでなく、大人同士でも役に立つ考え方でした。良い本と出会えました。
Posted by ブクログ
"教科書"と入っているタイトルですが、寄り添ってくれるような文章で、とても読みやすく、繰り返し読んでいます。コーチングをもっと学びたくなりました。
Posted by ブクログ
今まで読んだ子育て本で一番良かった。
著者のストーリーに共感しながらも
プロのコーチが子育てでどうやってそれを実践しているか、またはできていないかが、優しい言葉で書かれていて読みやすい
Posted by ブクログ
コーチング三つの原則
双方向
個別的
継続して関わる
話し合う内容のチェックポイント
クライアントの望む目標をはっきりさせる
現状をはっきりさせる
現状と目標とのギャップが何によってもたらされているのかをはっきりさせる
ギャップを埋めるための行動計画をはっきりさせる
定期的にフォローする
答えはすべて自分の中にある
相手から返ってきたコミュニケーションは、自分が相手に伝えたコミュニケーションの結果である
ペーシング
相手の言うことや気持ちを受け止める、もしそれが自分にとっては都合の悪いものであったとしても、できるだけの忍耐と思いやりを動員してしっかり受け止める
ペーシングには、相手の気持ちを繰り返す「言葉」によるペーシング以外に、相手の大切にしている世界や価値観を自分も大切にするという、「あり方」のペーシングもある
オープンクエスチョン
「なぜ」が口をついてでたら、そのあとは「うまくいったこと」か「未来のこと」を聞くようにする
アクノレッジメント(承認)
結果承認
良い結果を出したときにほめる
行為承認
望ましい行為があったときにそれを認めていく
存在承認
こどもの存在を認めていく
暇さえあれば、すきあらば、人をアクノレッジする
コミュニケーションタイプ
コントローラー
プロモーター
サポーター
アナライザー
優位感覚
聴覚系
言語感覚系
触覚系
視覚系
コーチに欠かせない能力は、「いま、この瞬間を楽しめること」
自分の軸を明らかにするヒント
こどもを常に○○するのが自分の役割だ
こどもに○○な人と思われたい。○○な人だとは思われたくない。
私が憧れるお父さん像は○○で、それは彼がいつも○○しているからである
私の、父親としての軸は○○である
これからの人生で味わうであろうすべての感情を、私は全部味わう、と決める日。それが「素晴らしい」日
Posted by ブクログ
コーチングのプロである著者が、娘さんの子育てを通してコーチングのスキルをどう使っているかの実例を交えつつ、コーチングの基礎内容について説明しています。コーチングの基礎を知っている人にも、知らない人にも、理解しやすいと思います。項目ごとに進んでいくからか、話が唐突に変わり、話の流れはスムーズではないなと感じました。
Posted by ブクログ
忙しく部下を抱えるビジネスパーソンでありながらママ、パパをこなし、「なぜウチの子は言うことを聞かないんだ?」「もっと本人のやる気を引き出してあげたいのに…」なんて悩みを抱えるあなたへのロジカルな処方箋。
Posted by ブクログ
とても素敵な表紙に惹かれて、手に取りました。共感できる育児の苦労、悩みが綴られていた。そして、そうか、それも育児の楽しみなのか、と気づかされるお話も。読後、心がぽかぽかしました。
ノウハウ集というよりは、エッセイ風。教科書というタイトルには、違和感がありました。その点は注意。
Posted by ブクログ
聞いてください、ただ私が求めているのはそれだけだ。
グレン・ヴァン・エカレンさんの著書より引用されている詩に目が止まる。
著者の方の引き出しの多さに脱帽。ちびまる子ちゃんとおじいちゃんのペーシングの会話から、専門書の引用、先輩コーチの言葉まで日々アンテナを高く高くして生活していることがわかります。
Posted by ブクログ
コーチングや育児コーチングに関する本も、3冊ほど読んでいたので、導入のコーチングの基礎知識の部分は、わかっている部分が多かったので、中盤以降を中心に読み進めました。
教科書とはありますが、著者の体験談を基に色んなテーマを書き進めるスタイルなので、読み物としては読み進めやすいですが、「はてこれはなんの話?」となるところも少しありました。
コーチ年のお話、そして、母親としての役割を持っているので、その話が読めるのはこの著者ならではなので、
面白く読み進められました。