あらすじ
「壮志に会いたい。山の神さま、この耳と尻尾を消す方法を教えてください」。狐のもののけ・佐登(さと)は命の時間と引き換えに、耳と尻尾を消す神通力を手に入れた。 だから、もう壮志は佐登だと気づかない──。 再会と別離を繰り返しながら、それでも佐登はただ一途に壮志を愛し続けた。壮志もまた、出会うたびにどんな佐登にも友情を、やがては恋心を示してくれた。
そして時は無情に流れ……? 人と狐のせつない純愛譚。
★電子限定描き下ろしショートストーリーを収録!!
感情タグBEST3
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切ない
サトがとても健気で会いにいった2度とも離れてしまうのがとても切ない
でもなにも知らずに置いて行かれる方がかなりキツいだろうし両方ともなかなか切なすぎます。
一度目会いに行って離れてから次の2度目が5年後でまた会い離れて、次は寿命で死ぬ10年後って、、
子供の頃からだと15年間一緒にいたのがホンノ数ヶ月、最終的には幸せになってくれて良かったですが
なんだかなあ、、と思うのは他の人のレビュー★4とかの理由もそーういうのかなあ
やっぱ名倉先生はすげえ
一途×一途。
小学生の時に出会い、夏休みの間ずっと一緒に遊んでた。来年の夏も来ると約束したのに来なかった壮志に会いたすぎて、寿命を縮めてまで耳と尻尾を消して壮志に逢いに行くサトが健気。
再会の仕方がめちゃくちゃ性癖のど真ん中に突き刺さりました。まだ中学生の壮志と、見た目が20歳くらいのサト。会えなかった五年の間に、壮志は物凄く成長してたけど、匂いで壮志だとわかる。
家を知るために、こっそり壮志を尾行するサトが可愛い。
高校入学からいっきり大学生まで時間が進む。ここで疑問に思ったのが、壮志はなぜ女と付き合っているんだろう、だった。
昔に「女と恋愛するのは無理だ。男の方に惹かれる」と話していたのに。その答えはすぐ出てくる。女を抱けないわけではないらしい。少しショック。でも選ぶのはショートカットでボーイッシュ。結局は男の方が良い。
このあたりの話では、紗千という女を警戒しながら読んだ方いいです。胸糞女なので。
酔ったサトの誘い受けが最高。
終盤はハラハラドキドキ。どっち方面のエンドに向かうのか読めない程に展開の仕方が秀逸。
サトが、もう柔らかくなったから入れて欲しい、と自分の両膝裏に手を入れて足を持ち上げてアナルを見せるシーンはえちちです。
もう……いい夫婦!!
やっぱ名倉先生はすげぇわって思わせる一冊。
・プレイ(自分用メモ)
受け視点/攻め視点/正常位/騎乗位/後背位/アナル舐め/フェラ/攻めフェラ