【感想・ネタバレ】teenage blue【電子限定SS付き】のレビュー

あらすじ

高校の入学式で凛太と継母のピンチをスマートに助けてくれた一学年上の梶。 凛太は瞬間、その人に恋をした。 それから一年、凛太は親しい後輩として梶のそばにいる。 けれど梶は、誰のものにもならない人気者。 彼の複雑な事情を教えられ、少し近づけた気がしたものの、やはり梶は掴みどころがない。 家にも梶の心の中にも自分の居場所が見つけられず、凛太はついに隠し続けてきた感情を爆発させ……? アオハル・ラブ!
★【電子限定SS付き】電子限定描き下ろしショートストーリー「丸山日記2」を収録!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

読む手が止まらなくて気づけば休憩もなしに一気に読んでしまいました。
高校生の恋愛を見て、青春だなぁと感じる自分に歳をとったなと気づくことにもなったわけですが…(苦笑)

義母に暴言を吐いて出ていく場面と、先輩と離れたくないと気持ちを告げる場面に思わず涙してしまいました。
格好悪くても、恥ずかしくても自分の気持ちを言葉にしないと相手に伝わらない。
その事を改めて思い知りました。
久々に学園ものを読みましたが若いって良いななんて思ってしまいます。

最後の丸山日記では梶と凛太の惚気が見れるのでにんまりしてしまいました。
微笑ましい限りです。

同じマンションに住むことになった2人のことも読みたい!なんなら大学生になった2人も。
やはりシリーズ物じゃない本は読み終わると寂しい。

0
2025年05月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最高です。
この一言に尽きる。

高校生同士の淡い恋。
内容は違えど家庭環境に複雑さを抱える先輩と後輩が距離を詰めつつ、でも線を越えれずジリジリする感じとか、学生だからこその直結感とか。

重くなくライトだけど、読みごたえはあり。
想いが通じたあとのH描写はほんのり。
昨日までドエロを読んでいたはずなのに、物足りなさとかなかった。
むしろH描写がうっすらだったのが良かった。

最後は少し駆け足だったような気もするけど、番外編の丸山君目線のストーリーが楽しさをカバーしてくれたし。

ホンワカ、甘酸っぱい、可愛いお話でした。

そして何より、宝井先生の絵がもう神がかり的にドンピシャ。
セブンデイズを思い出すような感じ。
お話と絵が本当にお互いの良さを引き出しあった素敵な作品でした!

0
2013年12月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

家庭に事情を抱える高校生の先輩×後輩もの。宝井理人さんの青を基調とした表紙が美しい。眼福です。中身は思春期ならではの潔癖さや葛藤が微笑ましく、純粋に一生懸命恋してる姿が眩しかった。もう少し梶サイドの話もほしかったけど、最後はラブラブでかわいいカップル。『丸山日記』が好き。梶が凛太のこと天使とか言ってて笑ったし、丸山なんだかんだ言って良い奴w

0
2015年05月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

★3.5。高校生先輩×後輩。最後の丸山目線からの受け攻めのエピソードが可愛くて萌える。

父親の再婚で自分の居場所を作れない受けと何でもそつなくこなす、信頼できる先輩の攻め。どちらも親の事情に振り回されてるという背景で。面白かったんだけど、受けと遠恋になるかもしれないという後半は攻め目線が良かったのになぁ。。
攻めとの関係に悩める場面よりも若い継母と父親に対する心情とかの方が見応えあったかもー。

1
2015年05月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

凛太の思春期特有の父と義母への反発や戸惑いは痛いほど伝わった。梶が凛太を可愛がっているのは分かるが、すぐにからかったりするのでただチャラい感じにしか見えない。梶の家庭の事情からチャラいのは作ったキャラだとは気が付いたが、なにぶん凛太が卑屈過ぎるので、梶の良さがあまり分からなかった。
番外の丸山日記は可愛らしいエピソードで面白かった。

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2020年04月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

高校生同士のピュアな恋愛ストーリー。
凛ちゃんの家族に対する嫌悪や、梶とうまくいかなくて焦っていじいじしちゃう姿なんかが等身大の高校生ぽくていいですね。ちゃんと汚い感情も持ってて、会話も妙にリアルで...

重い内容ではないので軽くさらっと読めちゃいます。
あと、サブキャラが素敵です!秀美さんとか丸山とか。

もし続編があったら梶サイドを深く掘り下げてほしいです。丸山が話をかき混ぜてもいいかもなんて思います。

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2015年03月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

高校の入学式で出会った上級生の梶に一目惚れした凛太。誰からも好かれて軽やかでそつがない梶が大好きで大好きで、その一挙手一投足に浮いたり沈んだり。自分をかわいがってくれるのは、少しでも特別だと思っていいんだろうか。周囲にはだだわかりなのに、当事者だけは気付けないでいる恋のもどかしさ。
梶への想いにグルグルしたり、継母への嫉妬めいた反抗心を鬱屈させたり、凛太は等身大の高校生だなぁと思う。
ようやく両想いになってからも画期的に何かが変わるわけじゃなくて、あと一歩埋まりそうで埋まらない距離が切ない。大人なら案外簡単にむしろ無遠慮に踏み越えてしまえるラインなのに。
もうぅぅ青い春だよ~~て叫びたくなる。
ところでノンケでリア充モテ男なはずの梶にとって、凛太は何が特別だったのかな?
親の転勤で離ればなれの危機も梶先輩の機転を利かせたずっこい嘘でまさかの回避とかちょっと安易かな~と思った。
組み合わせ的にはどストライクなんだが…カッコいい王子様みたいな先輩(宝井さん絵が眼福w)が意外とヘタレだったことと、凛太の悩みなんてぶっちゃけ小さいよ…というのが大人の正直な感想。
でも些細なことでも大事件な時代を思い出して、その一喜一憂が懐かしくなる。
『丸山日記』は必読。スピン希望☆

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2014年01月28日

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