【感想・ネタバレ】柳橋の弥平次捕物噺 ： 3 宿無しのレビュー

藤井邦夫

南町奉行所与力秋山久蔵の屋敷を訪ねた岡っ引の弥平次と娘のお糸は、その帰り道、浜町堀の稲荷堂で幼い娘を連れた旅姿の中年女が血を吐いて倒れているのを発見した。だが、労咳と思われるその女の左腕には三分二筋の古い入墨があり……。

[boof · ★★★★☆]

あっ！そうだったんだ。

あの爺臭い最後の一言、弥平次の呟き？気持ち？だったんだ！手下の皆、そして、女房のおまき、養女のお糸……。あっしは、幸せ者ですよ。だって。そうだったんだ～。何か、笑ってしまった。
「人殺し」平助、人殺しにならずに、良かったじゃぁないですか。雲海坊、格好良いじゃぁないですか(笑)

[ブクログ · ★★★☆☆]

20160604 このシリーズは別のシリーズを横断しているので読んでいて楽しい。年代順を想像するのも楽しいが鶴次郎と又会えて良かった。