【感想・ネタバレ】創世記機械のレビュー

あらすじ

若き天才科学者クリフォードは、政府機関で統一場理論の研究を進めるうち、画期的な成果をあげた。物質、電磁気力、そして重力の本質を見事に解き明かしたのだ。この理論を応用すれば、宇宙のエネルギーを自由に操り、利用することができる。使い方によれば究極の兵器ともなり得るのだ。そこに目をつけた軍部は、ともすると反抗的なクリフォードを辞職に追いやり、独自に研究を始めた。彼は私的研究機関に移り、細々と自分の研究を続けていたのだが……。ハードSF界の旗頭ホーガンの面目躍如たる大作長編。星雲賞受賞作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

優秀な科学者が統一理論+を考案しましたよ。応用もいろいろ効きますよ。でもでも、冷戦下では政治と軍事的な問題で、うまくいかなさそうなので、一軍事施設を飛び出して、財団でやりますよ。最終的に、統一理論を応用して最強兵器を開発し、既存の兵器を敵味方とも粉砕、世界は平和になりましたという話。

見所は統一理論、応用例の描写かなぁ。

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2015年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

多少極端だしSFっていうよりなんか科学者を主人公にしたドラマっぽいのだけれど、
かっちりした感じが『星を継ぐ者』的で良いです。
最近読んだホーガン二作がどうも、だったので期待しなかったんだけど
面白かった。
「創世記機会」という名称はどうかと思わなくもないけれど。

主人公が気が狂って終わるなんて平和理想主義のホーガンぽくないな、
と思ったらやっぱり最後は平和でした。
平和でもちゃんと展開があるクライマックスなのでぬるくないです。

★4と悩むところだけれど、
『星を継ぐ者』が4だからなあ。
3は若干厳しい気もするけれど。

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2011年03月29日

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