あらすじ
第1回ダ・ヴィンチ文学賞優秀賞受賞者による恋愛小説。過去を語らないバーテンダーの正午と、彼の言葉を切実に求め続けるWEBデザイナー・陽向の恋を、なめらかな文体で描く。
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Posted by ブクログ
「背中シリーズ」三作目に当たる男性同士の恋愛モノ。
文章表現に透明感があるので、
読者にアブノーマル感を与えないだろうとは思う。
ただ、やっぱり、前2作の方が好き。(特に1作目が)
主人公の年齢や職業が変わっただけで、
男性同士という点に前2作との違いはあまり感じられない。
それでも、沢木さんの文章は好きですね。
Posted by ブクログ
一般小説と割り切って読む分には素敵な文章なんだけど、女子としては頷きかねるかなあ。これから三浦しをんのように展開していこうと言うのなら、まあ納得はするけど、新風を盛り込むという理由でこれまで書いてきたタチ像ネコ像を入れ替えたんなら、元に戻した方がいい。前二作と『彼女の或る日』に惹かれて今作を手に取った身としては、軸がズレ過ぎていて正直読むのがつらい。
ただ、センテンスの浮遊感というか、中途半端なところで終わるのに捨て鉢には感じないセンスというか、陶酔感めいた独特の後味は健在。だから結局、構え方の問題なんだろうねー。
Posted by ブクログ
沢木さんの『背中~』シリーズ3作目。
うーむ。
私は2作目が1番好きかな。
今回のは、もうすでに恋人同士で、重要なことを話してくれないっていうのがケンカの原因で、っていう話。
第三者もいい人だったし。
てか、いなくてもよかったのでは?っていう登場人物がちらほらで、メインの話が薄かったかなぁ。
小夜さんいい人。
あんな感じの女性になりたいなぁ。
“平行線でもなんでも、とにかく会話するの。わかんないってあきらめて口きかなくなったら、おしまいの始まりだから。 継続は力よ。初めからやるつもりでまた頑張ればいいのよ”
わかんないならいーや。って、会話をやめちゃう癖があって、
で後で何でわかってくれないのー!って怒る。
だって私がちゃんと話さないんだもん、自業自得だわ、って小夜さんの言葉で思った。
一緒にいたって、わかんないことばっかり。
それを知らなくていいや、教えなくていいや、じゃ、正午と陽向とか小夜さんと旦那さんみたいになっちゃう。
会話って、やっぱり大事だよな。
カクテル呑みたくなった。ちゃんとしたバーで。
現実とか、ちゃんと考えられるようなお酒の飲み方ってしてみたい。