【感想・ネタバレ】「私はうつ」と言いたがる人たちのレビュー

あらすじ

――ある日の診察室。「私うつ病みたいです。休職したいので、診断書ください!」。この思い込みにまわりは迷惑、ほんとうに苦しんでいる人が泣いている。仕事を休んでリハビリがてらに海外旅行や転職活動に励む「うつ病セレブ」、その穴埋めで必死に働きつづけて心の病になった「うつ病難民」。格差はうつ病にもおよんでいる。安易に診断書が出され、腫れ物に触るかのように右往左往する会社に、同僚たちはシラケぎみ。はたして本人にとっても、この風潮は望ましいことなのか? 新しいタイプのうつ病が広がるなか、ほんとうに苦しんでいる患者には理解や援助の手が行き渡らず、一方でうつ病と言えばなんでも許される社会。その不自然な構造と心理を読み解く。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

新書は理論書ではないので、軽く読むのがよい。
世間で言われている現象の一端をつかむために読む。
差しさわりがない言い回しで、過酷な問題を避けているのかもしれない。
内容の判断はできないが、現象の一端をしることはできた。

0
2012年02月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最近、うつ病って良く聞くようになったと思います。私の職場にもそう診断された方がいらっしゃいます。
正直、どういうふうに接したらいいのかわからなくて、ちょっと参考になるかな・・と手に取りました。

著者はテレビでもおなじみの方。歯切れ良い文章はとっても読みやすかったです。

本の趣旨としては、うつ病といいつつ仕事を休んで海外旅行へいってしまうような人は、果たしてうつなのか?というようなところなのですが・・それに関しては専門家でも判断が難しいようです。

著者はうつ病と診断されて喜ぶようならうつ病ではないのでは?といわれていますが、それも確たる基準でもなさそう・・。

うつ病の人との接し方については、特別扱いせず、普通にしっかりとコミュニケーションをとることが大切のようです。
ちょっと難しそうですが、心がけて見たいと思います。

うつ病って良く聞くけど、実際どんなものなの?という疑問を持っているひとにはおススメできます。

0
2012年09月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

[ 内容 ]
仕事を休んでリハビリがてらに海外旅行や転職活動に励む「うつ病セレブ」、その穴埋めで必死に働きつづけて心の病になった「うつ病難民」。
格差はうつ病にもおよんでいる。
安易に診断書が出され、腫れ物に触るかのように右往左往する会社に、同僚たちはシラケぎみ。
はたして本人にとっても、この風潮は望ましいことなのか?
新しいタイプのうつ病が広がるなか、ほんとうに苦しんでいる患者には理解や援助の手が行き渡らず、一方でうつ病と言えばなんでも許される社会。
その不自然な構造と心理を読み解く。

[ 目次 ]
序章 一億総うつ病化の時代
第1章 うつ病セレブ
第2章 うつ病難民
第3章 「私はうつ」と言いたがる人の心理
第4章 うつ病をめぐる誤解
第5章 「自称うつ」と「うつ病」をどう見分けるか?
第6章 うつ病と言うとなんでも許される社会
終章 ほんとうにうつ病で苦しんでいる人のために

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[ おすすめ度 ]

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[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2011年04月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1時間くらいで読めちゃうし、読んでおいて損はないかな〜。うつとうつの違い、今の流行についてなんとなくわかるよん。

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2011年03月01日

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