【感想・ネタバレ】あでやかな愁情 【イラスト付き】のレビュー

あらすじ

【イラスト付き】 行方不明の母――その情報の断片に触れた小山臣は、以来、幼い頃からの実体験を夜ごと夢に見るように。過去の悪夢に怯えながら目覚めては傍にある秀島慈英の存在に安堵の息をつく臣は、母のことに向き合う決意をする。そんな折、慈英と契約関係にあるエージェント、アインが臣に「慈英をちょうだい」と言い放つ。驚き、怒りを覚える臣だが……!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

第二部完結編

臣の過去を間に挟みながらの進行。
痛い過去なのは、今までの本でも分かっていたけれど、それの詳細。
一部だけで十分満足してた私には、蛇足感がないでもないんだけど、書かれたら、それはそれで楽しむ。
なんだかんだ言っても、この二人が好きなんで、なんでもいい。

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2013年11月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これまでのシリーズは、良くも悪くも一度読めば記憶に残るように印象深い作品だったけれど、今回は、回想がほとんどだったからか、なんだかサラリとしていた。
(回想部分は重いものがあっても、あくまでも過去なので)

サラリと感じはのは、おそらく慈英の感覚が普通の人過ぎたから。
前作からそういう感じはあったけれど、慈英に以前のような濃さがない。
「臣さんの覚悟」は必要なものであったとしても、臣しだいでは慈英は別れることも辞さないイメージを受けた。
それって、臣さんの気持ちが優先といっているようでもその実は臣さんよりも自分のことを優先しいるようで、なんだか違和感。
臣さんが慈英とアインとの関係を心配しているときのやり取りにしても。

記憶喪失後から慈英の感覚も普通になったような設定ではあるけれど、人間的には記憶喪失前の慈英の方がよかった。

まぁ、臣さんが幸せならばそれでいいけれど…

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2013年12月05日

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