あらすじ
▼第1話/神様のごほうび▼第2話/っポイ!▼第3話/「かわいさ」って何だっけ。▼第4話/蘇る勤労▼第5話/恋愛教習所▼第6話/恋の仮免許▼第7話/娘の一番長い日▼第8話/38歳のハローワーク▼第9話/見えすぎちゃって…困る!▼第10話/賢者の贈り物▼第11話/ふたりの神田川▼第12話/僕がプレゼント決めたらあの娘どんな顔するだろう
●主な登場人物/山下トモ(しっかり者の中学3年生。引きこもりでニートの父にうんざりしている)、山下吾郎(トモの父親。妻を亡くした悲しみから3年もの間、引きこもっている)、山下多恵子(トモの母親で、3年前に他界…のはずが、中年男の姿になって帰ってきた?)
●あらすじ/母を亡くして今日で3年目。中学3年生の山下トモは父・吾郎の部屋の前に立っていた。吾郎は妻を失った悲しみから、3年も引きこもっているのだ。いいかげん立ち直るよう諭すトモの傍らでは、祖父のタロスケが吾郎を甘やかしてばかり。トモが「悲しいのはパパだけじゃない」と言えば、部屋の中から「パパの方が悲しい」と父親とは思えない言葉を吐いてきた。そして吾郎は「ママの所へいく」と首を吊ろうとして…。慌てるトモだが、その時、家の中に見知らぬ中年男が…!?(第1話)
●本巻の特徴/亡くなった母が帰ってきた…ただし、見知らぬオッサンの姿で!! “彼女”の作る手料理、服の隙間から覗く肌、そして2人きりのデート。悲しみに暮れていたはずの父に、まさかの2度目の思春期が。伝説のギャグ漫画家・阿部潤がスピリッツに初見参!!
●その他の登場人物/山下タロスケ(トモの祖父。大食い。息子の吾郎に甘い)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
マンガで声出して笑うのは実に久しぶり。
東野圭吾だったり他の作家さんも、妻が別人の身体で生き返る設定は書いてはるけど、恐らく史上最強。
あ、「ひそかリターンズ」ってのもありましたな。ギャグなんやけど時々泣きそうに…。
Posted by ブクログ
星の数が5 個では足りない漫画に出会ってしまった。
おっさんが愛しい人以外には、多分わからないこの気持ち。
新橋で、こんなデートをしてみたい。
誰かと一緒に住みたくなる、そんな漫画。
楽しい!
絵が強烈だけれど、面白いです。ありえない話だけど、これが本当だったらお父さんは嬉しいですよね。…でも受け入れられない、受け入れたい、受けつけられない、この当惑が楽しすぎます。
いたたまれない
読んでてなんか恥ずかしくて2、3回くらい「あ”ー」ってなりました。考えてみたら世のゲイカップルはこんな壁にぶち当たってるのかもしれないなぁ。でも多恵子さんは元は普通の女性だし…パパも娘もそりゃ複雑だろう。読み進めるのに勇気がいるかも…続き買おうか迷います。こういうの苦手なんだなぁと改めて思いました…少女漫画やBL漫画は平気なんですがね…でもいい漫画だとは思います。面白い漫画ですよ。こんな状況になったらどうなるかをご都合主義ではなくちゃんと描いてて好感持てます。そりゃこうなるよ。
Posted by ブクログ
ああ、なつかしや、阿部潤。
愛情とは、果たして外見に関係がないのだろうか?
という、深いテーマを、
死んだ妻がおっさんになって甦る、というギャグで表現。
愛する人が、おっさんになっちゃっても、愛せるだろうか!?
Posted by ブクログ
時々クスリと笑える切な系の話かと思ったら、切な系と思わせるギャグ漫画だった。
あと、てっきり娘が中心になるのかと思ったら、ほとんどパパ視点だった。
多恵子ママがほんとうにいい人。