【感想・ネタバレ】セプテンバー・ラプソディのレビュー

あらすじ

医師の友人の頼みで、麻薬中毒の女性を探すヴィク。消えた女性は何かに怯えるようにして「助けて」というメッセージを残していなくなった。そして彼女も息子も姿を消していたことがわかる。しかも彼は企業の機密を奪って姿を消した疑いが……壮大なスケールでおくるV・I・ウォーショースキー・シリーズ注目作。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

マルティナから続く家族や、ロティの祖父母の悲しみが心に重くのしかかり辛かったけれど、後半ダロウまでが登場してテンポ良く続くハッピーエンディングに泣いてしまった。

0
2018年01月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

探偵ウォーショースキーの17作目。

振り回されていた従妹のペトラは平和部隊に参加して、
シカゴを離れてしまった隣人コントレーラスは、
意気消沈しているらしい。

ロティの古い友人の娘が電話で助けを求めてきたことから、
トウモロコシ畑にでかけて、
男の死体を発見してしまうヴィク。
さらにその娘の息子も行方不明になっていることがわかり、
その捜索も引き受けることに。

ロティの過去、コンピューターの誕生の秘密と田舎警察の汚職が
からみあい、
最後にはウィーンまで行くことに。

相変わらず地下に閉じこめられたり、
それでも孫息子を救いに出かけて、危ない目に遭うヴィクも
カフェインが睡眠を邪魔するようになったらしい。
リッチな家庭の娘と逃げまわるところは、
従妹のペトラとの事件を彷彿とさせた。

トウモロコシ畑で助けた犬を飼うことになるのではないかと、
いらぬ心配していたが、
飼い主が引き取れるようになって良かった。

0
2021年08月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

よく考えてみると、ウォーショースキーシリーズの場合、事件が解決しても、犯人(と言うか黒幕というか)は、必ずしも逮捕されて終わりじゃないんですよね。この物語でもそう。一応、それなりの代償を負う形にはなって終わりますが、通り一遍の「巨悪が倒れで、目立たしめでたし」ではありません。そこが、このシリーズのもう一つの魅力なのかもしれませんね。
それはそれとして、V.I.も、そこそこの歳になってきているはずですが、いつまで活躍できるのか?そのあたりが気になっています。

0
2016年08月21日

「小説」ランキング