【感想・ネタバレ】火傷と爪痕のレビュー

あらすじ

古賀は作家・名島健の担当編集者。
大ベストセラーとなったデビュー作以来六年、何も書こうとしない名島になんとか筆を執らせたいのだが、のらりくらりと躱され続けている。
初対面でホテルに連れ込まれたせいか名島への警戒心も消えず、実はファンであることさえも伝えられないでいる古賀だが……?

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叔父さんこんな美人だったなんて

青年発火点のスピンオフなんですが、こちらはぐっと大人の恋。
青年発火点では顔面アップが無くて怒りんぼメガネ顔だった叔父さん(古賀)が、こんな美人だったとは!
対する名島は相変わらず遊び人でフラフラしてるところはそのままなんですが、何を考えているか分からない、空洞のような瞳やヤバい笑顔が益々クローズアップされていて、6年書けない作家としての闇?秘密?がお話の軸として盛り上がっていきます。

編集者と作家いうオイシイ設定に加えて、潔癖で生真面目な古賀が、正反対の名島に、遊び半分でちょいちょい迫られて翻弄されていく様子が、もうたまらなく性癖突き刺さるし、そんな名島が逆に本当に古賀に陥ちる瞬間は「キタコレ!」と悶えまくってしまいました。
「恋愛しないと書けない」名島、果たして2作目を書くことはできるのか。

隙あらばすぐに迫って来そうな名島のキャラですが、意外にも古賀にはなかなか手を出さず(何度か脱がしてるけどw)、その分ラストには情感たっぷりの二人のエッチシーンが見られます。
古賀が色っぽい!
名島の背中の爪痕がエロい!

潔癖カタブツだった古賀が肉体的にも名島を受け入れたのは、幸せそうな甥っ子カップルの影響も多大ですよね。スピンオフと呼ぶのは語弊があるかな?というくらい、影響し合っている3作品だと思います。

#エモい

1
2021年08月11日

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