【感想・ネタバレ】嘘は罪のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

からみあう愛と憎悪、そしてあなたもだまされてしまう。
予期せぬ結末が待つ12の物語。

■夏の最後の薔薇(1997.1)
■薔薇色の噓(1997.4)
■噓は罪(1997.6)
■罪な夫婦(1997.10)
■夫婦未満(1997.12)
■満天の星(1998.2)
■星くず(1998.11)
■くずれた鍵(1999.1)
■鍵孔の光(1999.3)
■仮橋(1996.9)
■走り雨(1999.11)
■雨だれを弾く夏(2000.8)

12編すべてが「浮気」をテーマに男女の様々な人間関係を描いている。
印象に残った作品は『噓は罪』だろうか。
三人称と一人称と織り交ぜながら、ラスト3ページは急転直下の結末に、一人取り残された女の虚ろな様子を描いてみせる。

ただやはりテーマを決めてしまう部分の弊害というか、1日1編と決めて読んだものの何かしら「飽き」の感覚を覚えてしまうのも事実だった。

ミステリ  :☆☆☆☆
ストーリー :☆☆☆
人物    :☆☆☆
文章    :☆☆☆

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2014年08月10日

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