【感想・ネタバレ】アムネジアのレビュー

あらすじ

「すべてを覚えている」理絵はそういった。
でも、僕たちはすべてを覚えていることなどできない。
すべては消えていく、墜ちていく──

僕が巻き込まれた、数千億もの金が動くという闇金融の世界。その暗がりから朧に立ち現れてくる、チョコレート・ケーキ、かみのけ座、殺人、奇妙な機械……触れてはいけないものによって優しく、そして残酷に侵食されていく現実の中で、僕がついに見出す“本当の物語”とは?鬼才・稲生平太郎が放つ究極の幻想ミステリ。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

「ミステリ」として売り出したのがそもそもの間違いな気がするなこれ。
主題はあくまで、現実がドロドロに融けていくような幻想的な恐怖だと思う。
タイトルの意味が分かった途端全ての見え方が変わってゾワッとした。

0
2021年09月30日

「小説」ランキング