あらすじ
世界的にその名を知られる自動車企業・トヨタでは、
社員が皆、当たり前のようにやっている「あること」があります。
それは、必要な情報をすべて「1枚の紙にまとめる」こと。
会議の議事録や出張報告書、企画の提案書、打合せの資料など、
仕事のあらゆる場面において、
A3あるいはA4サイズの書類を「1枚」用意した状態で臨むのです。
そうした習慣が可能にした、
スムーズな情報伝達やコミュニケーション、問題解決などの取り組みがあるからこそ、
社員数約7万人の巨大企業がナンバーワンの座に輝くことができたのだと
著者は分析しています。
自身、携わった仕事が日本一の評価を得るなど、
トヨタの環境の中で豊富な経験を積み、
仕事力向上のために試行錯誤を重ね続けた著者が、
自ら学んだ「紙1枚」にまとめる技術のエッセンスを抽出し、
ほかのさまざまな場面でも目的に合わせて応用できる実践法として体系化しました。
ぜひ、あなたもその効果を実感してみてください。
*目次より
●トヨタの社員が会議のときに必ずやっている「あること」とは?
●「1枚」で自分の頭の中を「見える化」する
●年間400時間の残業をゼロにまで減らした方法
●「パソコン」と「手書き」、どちらのほうが効率的か?
●まとめるときのキーポイントは「ひとことで言うと?」
●誰でも論理的に話せるようになる「3つの切り口」
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
考え方の癖をつける基礎練習として、エクセル1やロジック3の活用を目指す。
と、いっても基本はPCでなく手を動かす作業。
紙とサインペンを用意!
相手に伝えるために、即決・即行動の瞬発力・コミニケーション力を身につけることができそうだ。
なぜ?よりどうするか、という一歩踏み出すことを促し、正しいか間違いかは重要でなく仕事の歩みを止めないことを目指す。メンタルが前向気でいられそう。
Posted by ブクログ
この本を読んで学んだ内容を一言でいうと、
【まず「1枚」を書く。型に当てはめ要点は3つに絞る】
非常に読みやすく、また「本を読んでおしまい、ではなく、行動に移す方法」が具体的に紹介されていて、早速実践中です。
主な内容
・「読んでわかる」のではなく「見てわかる」、「紙1枚」の資料を作成するには、情報を「整理する、まとめる、伝える」力が必要
・「目的、現状、課題、対策、スケジュール」を基本的な「型」として、それに当てはめて行けば、作る自分も、相手も型になれれば時間の節約になる
・行き詰ったら、とにかくまず「1枚」を書いてみる。Excel1、ロジック3の「型」に当てはめてみる
Posted by ブクログ
1枚で自分の頭の中を見える化する
実際に手で書いてみると、本当にわかっているかどうか、どれくらいわかっているかがよく見えるのです
動詞でごまかさず、動作に落とし込む。そうやって初めて実践が可能になります
Excel1の使い方①緑色のでペンでフレームを作る②青色のペンでキーワードで埋める③赤色のペンで考えを書き出す
パソコンの画面を見る時と紙面を見る時とでは、同じ情報でも脳の働き方が異なり、紙面を見たときの方が、情報を理解しようとする部位である前頭葉前皮質が強く反応する
まとめるときのキーポイントは「一言で言うと」
論理的に考えをまとめ、わかりやすく伝えるためのロジック3①1p:ひとことでいうとの意味、赤色のペンで書き込む②Q1?,Q2?,Q3?に対応する質問を立てる、緑色のペンで書き込む③質問に対する答えを青色のペンで書いていく