あらすじ
訳有り魔族少女ラティナの保護者となって、早二年。可愛すぎるラティナとの生活も順風満帆な凄腕冒険者の青年デイルは、とある事情から実家のある故郷ティスロウへと帰省することに。そこでデイルは家族への紹介も兼ねて自分の故郷にラティナを連れて行くことにするのだが――「海だぁーっ! デイル、デイルっ! 海、海っ、行ってもいいっ!?」「ラティナは本当に可愛いなぁ……」――初めての長旅で目を輝かせる娘を前に、保護者の親バカも絶賛進行中!?新たな出逢いや発見も満載な、大人気アットホームファンタジー、第2幕!
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Posted by ブクログ
うおー、素晴らしい!
なんだこの幸福感は!
胸が熱い。
シリーズ2巻目。
今巻はデイルがラティナを連れて故郷に帰る旅の様子が描かれる。
故郷につくまでの前半はあまり大きな出来事もなく、少し退屈に感じてしまうこともあった。
けれど、その中でラティナの境遇に関係する情報や、一巻では語られなかったデイルの事情が分かってきて物語にますます深みが出てきた。
そんな中、デイルとラティナの二人の育んできた絆の強さに、互いに相手によって救われていると思う心情に、胸が熱くなった。
「ラティナがしあわせなのはね、ぜんぶデイルのおかげなの」
愛娘から、こんなこと言われた日にゃあ、そりゃあどんな悲しさだって吹っ飛ぶだろうよ!
いやもう、なんというか、読んでいくだけで幸せ。
二人の物語をもっともっと読みたくなる。
ますます可愛らしく
ラティナは、ますます可愛らしく、デイルは、より一層デレデレに、なっている。ラティナは、ヴェン婆ちゃんに、ティスロウの役割名を貰い(何の役割なのかは、成人するまで秘匿されている)一族の為の(多分、デイルを助ける為の)役割と、帰って来る所を、手に入れた。どういう風に、話は、進んでいくのだろうか?
Posted by ブクログ
相変わらずラティナにデレデレなデイル。
デイルの故郷に向かう旅や、故郷での日々を通してラティナがどんどん成長していく。
相変わらずな2人の関係にほっこりした気持ちになった。