あらすじ
壇ノ浦の合戦から対馬に落ち延びた曾祖父・安徳帝に面会した輝日は、防人の末えいといわれる「刀伊祓」という集団が拠点とする入り江へ向かうよう指示を受ける。だが、その平和な入り江にも蒙古軍が迫っていた!
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Posted by ブクログ
安徳帝の助けによって、刀伊祓と名乗る一族と対モンゴル共同戦線張ることになった迅三郎たち。防人の子孫だそうで、白村江のころからこの地に住み着いているそうです。女真族のことを刀伊といい、それを祓うというなまえなのだから、骨の髄まで国土防衛が染みついている様子。
刀伊祓の城にはいることで、佐須・国府からの退却戦でなく籠城戦の構えになってきました。一枚岩で、モンゴル軍との戦いに臨みたいところですが、内通者の不穏な気配。
モンゴル軍が対馬をさるまであと5日。
全滅寸前の籠城戦が始まりそうだ。