あらすじ
好きなことだけをして生きていく。「そんなことができたら幸せだなあ。でも、それができるのは、才能や能力がある人だけ。自分には無理」と思っていませんか? でも、本当は誰でもその人にあった好きなことをして、もっと自由に生きることが可能なのです。もちろん、お金に困ることもありません。本書では、19年間会社員をやってきて、今はカウンセラーとして、自由と豊かさを得た著者が、誰もがその人なりに「好きなことだけをして生きていく」方法を紹介します。「“努力=報われる”ではない」「人生は、本当は上りのエスカレーター」「好きなように生きることに罪悪感を感じる必要はない」「やりたくないことをやめる」「人に迷惑をかけたり、嫌われることを恐れない」「好きなことをして生きるためには、“一番嫌なあること”をする」など、実践できる具体的な方法がつまっています。あなたも、ガマンがいっぱいの人生から解放されませんか?
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Posted by ブクログ
いつも周りの空気を読み、人に迷惑かけないよう気遣って生きている「いい人」は、好き勝手に生きている人に振り回されるという法則がある。
時間をきちんと守る人は、守らない人を待たないといけない。
仕事をきちんとする人は、仕事をちゃんとしない人の尻拭いをしなければならない。
礼儀正しくしている人は、無礼者に振り回されます。
ということは、振り回されている側の人も好き勝手になればいい。すると、振り回されて迷惑をかけられる人がいなくなる。
インドには、「ごめんなさい」という言葉がないのだそうだ。なぜなら、すべて「お互いさま」だから。
日本では「人に迷惑をかけないように生きていきなさい」と教えられるけれど、インドでは、「あなたは、生きているだけで迷惑をかけています」と教えられる。
人に迷惑をかけずに生きようなどというのは、実は傲慢なこと。お互いさまなんだから、「ごめんなさい」ではなく、「ありがとう」でいい。迷惑をかけられたら、優しくしてあげれる。
「私は誰にも迷惑かけずに一人で生きてきたんです」と言う人こそ、傲慢で迷惑な生き方。そういう人は、他人の能力や他人の優しさを認めていない人。だから、人に感謝ができない人。
一子相伝。
お金持ちの家の親は、「おまえは素晴らしい」「お前は頑張らなくても、お金はあるから大丈夫だ」と言い続ける。だから、お金持ちになれ、お金持ちで居続ける。頑張らなくてもお金は手に入る、と信じていて、その通りになっているだけ。
一方、ふつうの家の親は、「頑張らないとダメだ」「結果を出さないと認めてもらえない」「ラクしていてはもうからない」と子供達に言い続けて育てる。だから、お金持ちになれない。ずっとふつうのままで、なれたとしても、苦労が続く。
Posted by ブクログ
好きなことだけして生きたい! ワガママじゃなくて自然体の自分でがんばりたい! そんな想いからこの本を手に取りました。
もくじを見るだけで、心がスッと軽くなります。そして、もっと自分の本心をオープンにして、明るく自然体で動きたくなる本です。
Posted by ブクログ
すごく納得したこと。
本文から抜粋
あなたが人から嫌われているのではない。
嫌っている人にあなたを嫌う理由があるだけです。
嫌われているのは、嫌われたあなたの問題ではなく、嫌うあの人の中に問題がある。
その問題とは、
自由に生きているあなたが羨ましかった。
あなたに劣等感を感じてしまった。
自分もそうしたかった。なのに、できなかった。
嫌われるのが怖くて我慢している。
みんな相手の問題です。
あなたの問題ではありません。
僕は猫が好きですが、猫が嫌いな人もいます。
でも猫に理由はありません。
嫌う人に嫌う理由があるだけです。