【感想・ネタバレ】市川房枝 ――女性解放運動から社会変革へのレビュー

あらすじ

現在より遥かに女性の地位が低かった戦前に、周囲の反発や無理解を乗り越えて婦人参政権運動に取り組み、女性の地位向上につとめた運動家の生涯。(巻末エッセイ・辻元清美)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

市川房枝という名前と政治家というぼんやりとしたことは知っていたけど、改めて市川房枝の功績を知ることができた。生まれ育った境遇や親の価値観に左右されがちな子供の人生だが、市川房枝という人は目の前の状況から学び取ることに長けていたように思う。そして、自分以外の人間を思い遣る想像力にも長けていたのだと。
今では当たり前の女性の参政権だが、それが出来る以前の日本における男性・女性の役割や考え方など、先進国にしてはまだまだ歴史が浅く、若者、とくに男性に知ってほしい内容だと思った。
平塚らいてうより好感が持てるし評価されるべき。

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2020年04月06日

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