あらすじ
2100年までに科学は私たちの生活をどう変えるのか?
コンピュータ、人工知能、医療、ナノテクノロジー、エネルギー、宇宙旅行…。現在の科学技術が、近未来(現在~2030年)、世紀の半ば(2030年~2070年)、遠い未来(2070年~2100年)の段階でどのように発展し、人々の日常生活はいかなる形になるのか。物理学者ミチオ・カクが私たちの「未来」を描き出す。
[目次]
はじめに──来る一〇〇年を予言する
1 コンピュータの未来──心が物を支配する
2 人工知能の未来──機械の進歩
3 医療の未来──完璧以上
4 ナノテクノロジー──無から万物?
5 エネルギーの未来──恒星からのエネルギー
6 宇宙旅行の未来──星々へ向かって
7 富の未来──勝者と敗者
8 人類の未来──惑星文明
9 二一〇〇年のある日
謝辞
訳者あとがき
巻末 原注
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Posted by ブクログ
2012年に発刊された本ですが、非常に面白かった。
当時あったテクノロジーの発展が、かなり広い目で見たpossibleな内容で描かれており興味を引きました。
一方で人類の超人化による更なる長寿命など、一歩間違えたら全く味気のない人生(科学に生かされている)に陥る側面を持っており恐怖を感じた。
人間が思いつくことは実現可能であると説得された感もあり、非連続な未来を思い描くのに役立つと思った。
#読書履歴
Posted by ブクログ
アインシュタイン
「科学は、物事が何であるかは決められるが、どうあるべきかは決められない。だから、科学の領域を超えた価値判断が依然として不可欠なのだ。」
科学が問題を解決しても、それはまた高いレベルでまた別の問題を生み出すだけである。いわゆる諸刃の剣
一番深いいところ
ガンディー
暴力の根源
労働なき富
良心なき快楽
人格なき知識
道徳なき商売
人間性なき科学
犠牲なき崇拝
理念なき政治