あらすじ
12万部となった『マンガ教える技術』の続編
今度は自発的に動くチームのつくり方!
チームを活性化し成果を上げるために、リーダーは部下とどう向き合い、部下に対してどのような働きかけをすればいいのか。
本書は、その実践的な方法をまとめた拙著『教える技術 チーム編』(2014年7月刊行)のマンガ版です。
主人公は、国内外に支店を持つカジュアル衣料品店「ナチュレル」の本社・マーチャンダイジング部門で課長をつとめている糸数和彩さん。エリアマネージャーとしての実績を買われ、現在の役職に抜擢されたのですが、メンバーとの関係はぎくしゃくしていて、チームとしての成果も上がっていません。そんな状況の中で出会った「教える技術」を半信半疑ながら実践していったところ、和彩さんとメンバーの間にあった見えない壁のようなものは少しずつ消えていき、やがて部署内に活気が出てきて……。
『教える技術 チーム編』は、そんなリーダーのみなさんのチームマネジメントを、シンプルかつ効果的なものに変えていく手引書です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
チームのメンバーのやる気を喚起し持続させるには、行動科学を用いたマネジメントが有効だそうだ。金銭的報酬ではなくトータル・リワード(総合的報酬)を与え、達成感・成長感・一体感を感じさせるのがよく、そのための具体的方法が書かれている。行動科学は人間の「行動」に焦点を当てているため、性格・趣味嗜好・年齢や性別問わず、誰に対してもよい影響をもたらすという。とても面白くて、行動科学について更に学びたくなった。
Posted by ブクログ
1年ちょっと前に読んで、再読。
リーダーは役割である
部下から信頼される人であることが重要
=自分の事をわかってくれて、成長を願ってくれること
自分自身リーダーとしてやってきたここまでの経験を通じて、本当にその通りだと感じました。
【人は何か行動した結果メリットが得られると思えばその行動回数を増やす】
これは行動科学の原理原則だな、と感じた。
成果が出るための行動は何か?
どんな仕事であっても、これを常に考えること
Posted by ブクログ
【目標】
部下を育成し、そして組織に存続させなければ、私の仕事は多分一生楽にならずに目の前の仕事に追われ続ける事になるだろう。
一人での達成感に優越感はある。ただ本当の達成感はチームとして達成した時だろう。指導というのは大分偉そうではあるが、部下が何かを成し遂げた時の共同体感覚はひとしおである。
FIREを目指すが、だが仮に上手く5年でFIREを達成できても、それでも隠居するわけではない。人といる。それはずっと変わらないことだ。歳もとった。私はもう教える事の多い立場になってきる。
教えて、理解してもらって充実感を得よう。そして、自分の仕事を楽にしよう。
【原理原則】
①行動に直目する。人格や成果を気にしすぎない。
②話すより聞く。最後まで聞く
③新人の評価はすぐにする。指示は細かく。短期間でできる仕事。
②会議には3種類ある。
トップダウン型 リーダーからの指示 命令 意思伝達 連絡など
ボトムアップ型 部下からの報告 進捗の確認 現場で起きている事の確認(報連相のしやすい環境作り 悪い報告されても卑下しない。報告してくれたことの勇気を認める。)
全員参加型 フラットな関係で発言する。上下関係を持ち込まない。(リーダーは
③トータルリワードで部下に充実感を味合わせる。
A承認(行動を褒める 名前を読んで、挨拶する) B均衡(ワークライフバランスを整える)C文化(風通しが良く意見を言い合える ショートミーティングをする隔週ペース)D成長(機会を与える。)E環境(居心地の良い職場)F骨組み(MORSを用いた具体性のある指示 指導)
尚、MORSとは
MORSの法則 具体性の法則
M 数値化
O 見える化
R どんな人が見ても同じ行動だと理解できる。
S 具体性のある明確な指示 適当な言葉で終わらせない。
から構成される
【アクションプラン】
上記を実行する。
Posted by ブクログ
マネジメントに興味を抱き読んだ1冊。
チームの成果を最大限に発揮するには、個々人の相性や価値観ではなく、行動に着目する。
まさに成果を出すための本質的なことだと思った。
Posted by ブクログ
行動科学で成果が上がるチーム作る
「行動」に焦点を当てた理解しやすい明確な内容。
若手チームリーダー、マネジメントお悩み中な方にオススメ。
自発的なチームにするためには、信頼が必要。
信頼を得るためには、部下の行動に対して明確な指示、フィードバックをしてあげることが必要。
そのためには、本書にある事柄を日々意識してみることが有効的である…といった流れ。
言われれば分かる原理も、リーダーとして上手に活用できていることが必要となる。
なお、職場環境は様々なのですべての内容が当てはまるわけではない。
Posted by ブクログ
前作と内容的には、重なる部分が多かった様に感じる。
内容は、とても分かりやすい。
ショートミーティングなどは、私の職場では、時間を取る事が難しそうだけど、やれたら効果はありそう。
せめて、会話する時間は、上手く作って行きたい。
Posted by ブクログ
今回、糸数さんが主役のため、目まぐるしく感情の起伏があって、1作目の印象とは打って変わって糸数さんが魅力的。「結果でなく行動で評価すべき」ということは、私自身、学生時代にサークル活動で学んだことだなと思い出した。1作目では「周りの協力を得ながら物事を進めるには」、本作では「周りに力を発揮させるには」という点に主眼が置かれており、2冊併せて読むと(重複している内容はあるものの)うまく補完し合えると思う。本文でワタワタしている糸数さんは結構可愛く見えるのに、表紙はいまいちなのはどうしてだろう。表紙は糸数さんだけちょっと違う印象。唇の色のせいかな。
Posted by ブクログ
こっちはリーダー編。こっちもコツなどがポイントで
まとめられていて1巻と重複するところもあるけど、
勉強になるところも多かった。
ポイントを自分メモにリストアップしたので、何度か
見直して、体得していきたいと思う。
Posted by ブクログ
新人指導に手こずっているので買った本。自分がリーダーとしてチームのメンバーにどう接しているかわ思い出しながら読んだ。
性格上、仲良くなることが多いのでついつい相性で考えてしまうが、仕事に相性は関係ないと言われてドキッとした。着目すべきは行動であって、合う合わないで判断そてはいけない。
プレイングの面が強すぎて、ついついながらで話を聞いてしまうことが多いので、直していこうと思う。
フィードバックのかけ方が下手くそだなと感じたので、これも強化していこうと思う。
抽象的な指示になっていないか、毎回チェックしてできるだけ分かりやすく具体的な指示を1回で出せるようにしたい。有限の時間を有効に使うためには、いかに手戻りを少なくするかだと思うので。
Posted by ブクログ
会議内容でトップダウン型とボトムアップ型に分ける。
相手に敬意を払う。相手を理解する。
その人から教わりたいと思われるには、信頼されることが大切。
まずは自ら相手のことを尊重し、相手の成功のために行動すること。
聞いてくれるようになったら伝える努力をする。伝える内容は誤解の無いように具体的に。また自らの思い、目的も伝えること。
Posted by ブクログ
この本に書いてあることはその通りだと思う。
しかし、このパターンに当てはまらない人が沢山いるのが現実だと私は思う。コミュ力があんましない自分には、なかなかやりにくいなと思う。