あらすじ
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ユーモアと切れのいい文章
夏目漱石のデビュー作であり初期の代表作でもある。「作者は処女作の中にその後の全てがある。」という格言があるが、大文豪 夏目漱石もその代表例である。小学校高学年の頃初めて読んだが、難しい単語はともかくとして そのユーモアと切れのいい文章にとても惹かれ、何回も読み直したのを覚えている。その時の感動は今でも生きている。
ある意味では至高。
猫ちゃんのひとり語りです。
途中で語るのに飽きてカマキリ狩りに行ってしまったり、自由できままでのんびりな名もなき猫。
猫の視点から見た、飼い主やその友達は皆んな個性的で、みんながみんな中に生きています。
難しい言葉選びも多いのですが、一度慣れてしまえばコメディ映画を観ているような感覚で楽しめる作品かと思います。
こんな本だったのか!
とにかく有名な小説なんだから素晴らしいのは当たり前ですよね!
ところが自分で最初から読むのは初体験とゆうお粗末なのです。
意外と受験対策とか教養のためにとかで名前だけは知っていても全部通して読んだことのない本って多いんじゃないでしょうか。