あらすじ
いい匂いだな、欲情する。
隣国の酒宴で襲われかけたエミーネ姫は、その国の皇子クライシュに助けられる。２メートル以上の長身に鋭い眼光、無骨ながらも優しい彼に惹かれるエミーネ。 だが直後、皇子は何人もの女性を侍らせたままエミーネに求婚してきた。そのぞんざいな態度に幻滅し「大国の妃は務まらない」と断るが、 まるで諦める様子のない皇子からの求婚は続き…。やがて、彼の罠にはまったエミーネは、無理やり純潔を奪われてしまうのだが――。
野獣な皇子の溺愛執着ラブ！！
感情タグBEST3
タイトルから想像したお話と全然違ってた。私の大好きな溺愛甘々でした〜
癒し系ヒロイン エミーネに一目惚れした大国の皇子 クライシュ。酒宴でハーレム状態のクライシュに求婚されても本気に出来ずその場で断るも結局は花嫁と迎えられる事に‥
二人の会話も噛み合わず両思いなのにジレジレ。まぁ、結局クライシュにとってエミーネは初恋で唯一の人なんだけど、エミーネは勝手な勘違いと思い込みですぐ身を引く事ばかり考えて。でも気の強いヒロインは好きではないのでこれくらいの方がいいかな。
もう少し街中に出たりとか、色んなエピソードがあっても良かったけど、そこはページの都合上仕方ないかな。あと、挿絵が凄く良かった！クライシュ素敵過ぎる！エミーネはロリっぽくてイメージ違ったけど。絵師さんのファンになりそうです
歪んでない
このレーベルにしては全く歪んでません。
そのまえの『監禁』とかに比べればフツーです。
一直線な溺愛ヒーローでした。
性欲過多なヒーローと、生真面目なヒロインのお話でした。
ただちょっと残念なのは挿絵のヒロインがとても幼く、表紙のヒロインとえっつ？同一人物？と思うような、萌え系なイラストでした。
初めの方で気骨あるヒロインぽく、女性と戯れるヒーローからの縁談を断っているあたりは、表紙の大人っぽいヒロインがぴったり。
最後の方でエッチシーンのヒロインはだんだん幼くなり、なんだかなーと思いました。
絵は綺麗なのでちょっと残念。
溺愛甘々でした
ソーニャっぽくないです。歪んでない。ヒーローは一途で真っ直ぐな性格でヒロインを溺愛してます。ヒロインを手に入れるまでは強引でしたがその後は尻に敷かれている感もw他の仁賀奈先生の作品に出てくるヒーローと比べても腹黒度は低かったと思います。甘々ハッピーエンドでした。
Posted by ブクログ
ちょっと最初はあまりの展開と描写に、これはコメントのしようがないと引いてしまいました。
しかし、ひと段落ついた頃から、主役の二人の心理描写も細やかに描かれるようになり、ホッとひと息。
仁賀奈さんの作品は、あまり作家買いしない私がする数少ない一つです。
大体、どの作品も面白くて、ハズレということがありません。
ただ、その分、あまりに露骨で過激な作品が好みでない人には向きでないかもしれません。ソフトではなく、ハード描写の作家さんです。
Posted by ブクログ
読んでみると、クライシュはものすごくエミーネが好きで好きでたまらないって感じはしましたけど、ソーニャ文庫の歪んだ愛ほどではないかなって思いました。
クライシュもエミーネも思ったより幼い感じがして、特にエミーネは表紙のイラストでは「ヤームルの真珠」って感じで結構大人っぽいですけど、内容や中のイラストは子供っぽいと思いました。
あと中のイラストが汗というかなんというか、男性向けのイラストっぽくて、P223なんか、これOKだったの？って思っちゃいました。エロイです。
仁賀奈さんの作品は腹黒ヒーローが出てくるのが好きですけど、今回のヒーローはそんなに腹黒じゃなかったのが残念です。
つまらない
表紙の絵がきれいだったのと、レビューが良かったので、買ってみましたが、読後感は「つまらない」でした。
まず、ヒロイン、エミーネとヒーロー、クライシュの会話が勘違いと思い込みで成り立っていて、ヒロインの行動が、その誤解に基づいています。
また、エミーネが結構卑屈に思えました。もしかしたら、作者さんはエミーネは謙虚だと言いたかったのかもしれませんが、王女として育って、何でこんなに卑屈なのかと思えてしましました。
あと、一っ番最初のベッドシーンで、エミーネがクライシュのすることにいちいち否定的だったのも（恥じらいと、予定していた結婚相手ではなかったから、というのはわかりますが）、盛り下がってしまいました。
クライシュは、まだ20歳で、子供っぽさが感じられる態度もあるとは言え、大人の男性だったのに、エミーネが、先に挙げた理由から子供っぽくて、残念ながら、私には、面白くありませんでした。
良かった点は、クライシュが魅力的な男性として描かれている点と、彼のようななんでも手に入る王がエミーネを溺愛していて、それが行動としてあらわれている点だと思います。なので、そういう作品が読みたい読者さんには良いのではと思います。
