【感想・ネタバレ】森のはずれでのレビュー

あらすじ

「九年前の祈り」で152回芥川賞を受賞した小野正嗣の原点。
異国の森のはずれに、幼い息子と住む「ぼく」。妻は第二子を出産するため実家へと旅立った。やがて森から不思議な物音が響き、次々に異形の者が現われる。妻は帰ってこない……。
在るべきものの不在、あり得べからざるものの出現、行くべき場所はなく、帰る家もない者の不安と焦燥、ささやかな慰藉。連作形式で描出される「奇妙な時間と空間の裂け目の中に生きる」父子は、私たちとどこか似てはいないか。新芥川賞作家、渾身の意欲作です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

言い回しが独特で難しい。
ただ、母親をいつまでも想う息子、それに応えたいけれどどうもできない父親の葛藤が不思議な現象とともに描かれているのは感じ取れた。まさか母子が失われてしまうとは。
近畿などの言葉が出てきているから日本人親子の話だが、 舞台は海外になるのかな。

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2024年11月10日

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