あらすじ
事業計画書の作り方をマンガと解説の組み合わせで学べる本です。
ストーリーの主人公は、実家の造り酒屋を継ぐことになった花垣碧、28歳。
謎の人物・小篠に教えを受けながら、7つのステップに沿って新規事業を計画し、造り酒屋の再興と町おこしを目指します。
事業収支計画入力シートや事業計画書のテンプレート、アイデア記入シートをダウンロードできるサービスも付いています。
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Posted by ブクログ
社内で、企画を立てる可能性が出たため、
初心者向けに書かれていそうなこの本を手に取った。
マンガの部分もしっかりとストーリーがあり、
記憶に残りやすい。
一度読むだけでなく、繰り返し読むことで、
事業計画の立て方・大枠のフレームを刷り込ませていきたい。
Posted by ブクログ
事業計画書の概念、考え方について、マンガとポイント整理にて非常にわかりやすくまとめられている本。基本的な部分ながら、要点が頭に入るため、テキストとしても利用できそう。良著である。
<メモ>
7つのステップ
①アイデアを出し、膨らませる
②目指す方向を明らかにする
③商品サービスを検証
④ストーリーと形で商品サービスを磨く。ビジョンストーリーを作る
⑤売れる道筋をつくる
⑥事業収支計画をつくる
⑦アクションプランをつくる
アイデアを出すための三要素 「発想法・熱意・経験」
評価の視点7つ
①ニーズ②シーズ③新規性④規模感⑤独自性⑥実現性⑦収益可能性
提案の型4つ
①問題解決型②指名理念型③実現手段型④あるべき将来像提示型
提案者には成功体験、やる気、思い入れが必要
事業コンセプトに必要な5つの要素
①顧客②サービス特徴③独自能力④ビジネスモデル⑤提供価値
ターゲットと競合含めた環境を考えること。
Posted by ブクログ
新規事業をスタートさせるまでのノウハウがこの1冊に!
父が亡くなった実家の酒造会社の再生を図る内容。
それまで食品メーカーに勤めていた長女が退職をして酒蔵に戻ったが、将来が暗い現実。
そんな中、思い立った「酒のエッセンス配合の化粧品」を売るために、計画書作成の指導を受け、進めていくストーリー。
会社を立ち上げたい、新しいプロジェクトをスタートさせたいけど、手順が知りたいという人にオススメ。
多少、専門用語が出てくるが、説明などがされているので、読みやすいです。
すべて1つのつながりのある内容ですが、9つのタイトルに分かれていて、どのタイトルも先にマンガで描かれ、そのあとに文章や図表を使った解説がされています。
もし解説が難しければ、解説を飛ばしてマンガだけを読むだけでも為になるはず!
マンガの内容も濃いのが本書のいいところだと思いました。
Posted by ブクログ
起業をする時に役に立つ本。
タイトルの通り事業計画書の作り方解説がメインだけど、それに関連して事業計画書を作る際の考え方や起業する際の考え方を教えてくれる。
なぜそうしないといけないのかなど理由がきちんと説明されているのが良いし、役に立つ情報が色々と載っている。それに、マンガでやさしく解説されているから敷居も低い。
起業する際は事業計画書が必要になるから事前に勉強しておこうと思い購入。結果として、僕のような起業や事業計画書に詳しくない人が読んで知識をつけるには十分な本です。
最後に役に立ったというところを少しだけ載せてきます。
・売れるか売れないかは出してみないとわかりません。とは言え、どのくらい売れそうか、いくらぐらいなら売れそうかという検討をつけておく必要があります。(P29 事業計画書って何だろう?)
・どのような商品・サービスであれば、感動してもらえるでしょうか?それを想像するために書くのが「ビジョン・ストーリー」です。(P30 事業計画書って何だろう?)
・人間の脳は、目的がはっきりしていた方が働きますから、「これを考えろ」と具体的な指示を出した方が効果的です。(P53 アイデアを出す・ふくらませる)