【感想・ネタバレ】THE MIDAS CODE 呪われた黄金の手 上のレビュー

あらすじ

◎アルキメデスの写本に秘められた、歴史上最も価値のある宝とは? 〈ミダス王の黄金〉伝説に大胆な解釈で切り込む!◎触ったもの全てを黄金に変える能力を持つとされていた〈ミダス王〉。果たして、それ事実か、単なる伝説なのか? アルキメデスの写本、アンティキティラ島の機械……人智を超えた2000年前のパズルを紐解き、刻一刻と迫る最悪の事態を、果たして彼らは回避することができるのか!?◎「最後の1ページまで息をつかせない! 」――『マギの聖骨』〈シグマフォース・シリーズ〉の全米ベストセラー作家、ジェームズ・ロリンズが絶賛した『THE ARK 失われたノアの方舟』で鮮烈デビューを飾ったボイド・モリソン。〈タイラー・ロックの冒険〉シリーズ、待望の第2弾!

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手に汗握る冒険小説

前作の「ノアの方舟」が面白かったので二作目を購入。今回のテーマはミダス王の伝説。設定に多少難はあるものの、至るところに歴史や科学のうんちくがちりばめられ、アクションもそれなりに派手で面白かった。パルテノン神殿が現在のような姿になったのは、戦争で破壊されたからだということを初めて知った。単に面白いだけでなく、今まで知らなかったことをいろいろ学べるのも醍醐味。

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2020年06月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ボイド・モリソンによるタイラー・ロックシリーズ第2弾上巻。
前作でいい感じの中になったと思われたディララとタイラーはいつの間にか自然消滅していたようで、ディララは出てこない代わりに、これまた魅力的なブロンド美人が登場する。テレビ番組の顔であり、ギリシャ語やラテン語などを含めた古典学に精通していて、探検もこなすというびっくりスーパーウーマン、ステイシー。彼女の妹とタイラーの父・シャーマンが誘拐され、二人の安否を気遣いながらタイラーとステイシーが謎解きを迫られる。
本作も前作同様、うんちくがちりばめられていて、特にアルキメデスの天才性が非常に強調されている。ミダス王についてもほとんど知らなかったが、ロバの耳の王様がミダス王という記述もあり、ちょっとびっくり。
あいかわらず物語はテンポよく進むので、一気に読み進んでしまう。タイラーやグラントが元軍人で博士号などを持っている上にプライベートジェットも乗り放題な会社に勤めている(タイラーは共同設立者)なんていう設定自体はありえないが、おもしろければ許せるか、と思わせる作品。

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2015年03月30日

Posted by ブクログ

タイラー・ロックシリーズ2作目。今回はミダス王の黄金の手が主題。なかなかおもしろいが、ヒロインは交代しておりちょっと寂しい。シグマフォースみたいにチーム一丸でと言うのが好きなので。下巻に期待。

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2016年08月30日

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