あらすじ
高校生の平太は祖父と下宿人の三春と三人暮らし。多ヵ国語を流暢に操る翻訳家の三春は、誰もが認める超イイオトコv でも……三日も風呂に入らず、汚部屋で生活してても全然平気、しまいにはムカデをペットにするとか言い出すようなヤツだ。
心底呆れる平太だけど額をコツンと合わせて「疲れた時は僕に甘えてね」なんて大人の笑顔と包容力で包み込まれると思わずキュンとしてしまい――!?
感情タグBEST3
良かった〜!!
この先生のどの作品を読んでも、ギュッと胸を鷲掴みにされた気持ちになって、ラストでは、ホンワカ〜ってなります♪この作品も心に来ました!大好きです♪
匿名
三春のヘタレさがもどかしいけど、平を13年も見守っていたらなかなか手も出せないだろうなと思う。平の成長していく様子と共に二人の確かな愛が感じられ、感動的でした。お母さんの言葉が愛情を感じました。
ストーリー滅茶苦茶良かったです
約10年前に発刊された本作ですが、ストーリーは全く古くなくて普遍的な感じがしました。
特に終盤、母親に平くんが言った台詞は最高でした。
絵はいうに及ばず綺麗で、何度も読み返したいと思いました。
実際はこんな感じなのかな
結構前の作品みたいですが絵も変わらずキレイで、話も作家さんらしい、明るく見えて実は結構重いシリアスなテーマがあって深いです!
実際は同性同士ってちゃんとしようとすると簡単ではないんだろうなぁ〜
ここまでできるのは、妄執か純愛かって判断に迷う域だけど…
素直に純愛ってことで!
すごいな
長くひとりを想うってすごいな。
片思いだから続いたのか。両思いなら慣れもあるし熱く想い続けるよりも絆や安心感に変わるだろうから。
両親の気持ちもわかる。
証明するのは難しいだろうけど、ふたりなら幸せに暮らせそう。
気が長すぎる〜
三春さんの気の長さというか愛情の深さというか、鈍さというか。でも平ちゃんの成長の前では三春さん目線になっちゃうのもわからなくもなく。2人にはずーっと幸せでいてほしい。
匿名
13年間想い続けるってすごい。
最初の好きとの感情の変化の過程もあるし、三春さんの深い愛情がすごいなと思いました。
ただ、最初は6歳の息子をくれと言ってくる下宿人はやべぇ、と思いましたが笑
へーちゃんがお母さんに言ったセリフがかっこよかった!!
弁当が美味しそう
まず最初の感想は、あんなお弁当毎日作ってくれるならお金出すし
子供にときめいて親に下さいとか三春さんヤバイ奴じゃん
けど長い間を想ってきたのに一度突き放して13年目での成就
親の気持ちの深さとか子供に対する気持ちとか簡単じゃない
深みがありました。
ながいー
すっごく気の長い話でした。一番はじめの「好き」と最後の「好き」が同じものではないから、その変化も面白かったです。ふたりのイチャイチャがもっと見たかったな。
Posted by ブクログ
すごーーーーーーくよかった…。最後本を閉じたときの心満たされた感がはんぱない。
13年分の愛って想像つかんけど、三春さんが平ちゃんを大事に大事に想ってきたことがすっごく伝わった1冊でした。
平ちゃんの告白を1回で受け入れなかったのも愛だなぁと思えた。まだ高校生だったし、受け入れてしまえば楽なのかもしれんけど、お父さんとした約束もありつつ、彼の未来のことも考えつつなんだろうなって思ったらもう!もう!!そのあと飲みながらぐだぐだ言ってても、彼の未来を自分から奪ってしまうよりも自分が後悔する方選んでていけめんだったよ!
じわじわと近付く心がたまらんかったー。
あとは平ちゃんが両親に「いつか顔も知らない誰かに貰う幸せのために 今、三春さんの手をはなすことなんてできない」って言ったのがめっっっちゃぐっときた…涙出るわ…
この本に出会えてよかったです。