あらすじ
連続殺人犯ヒンデの手口を模倣した3件の事件。だが4件目が起きるに至って、セバスチャンはあるとんでもない事実に気づいた。すべての被害者が、過去にセバスチャンと関係を持っていたのだ。犯人の狙いはセバスチャン自身なのか? 服役中のヒンデがかかわっているのだろうか? あわてたセバスチャンは、とりあえず自分が関係した女性たちに警告する。一方レーヴハーガ刑務所の新所長は、服役中のヒンデから現在進行中の連続殺人事件解決のヒントを得て手柄にしようと目論んでいた。スウェーデンで人気の脚本家コンビが放つ、シリーズ第2弾。
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Posted by ブクログ
(上巻より)
前作の最後で判明した、
セバスチャンの娘についての話が進むのは期待していたが、
それが話の中心になることや事件に巻き込まれることは
望んでいなかった。
また、前作のダメ警官が刑務所長になって再登場したのはわくわくしたが、
妊娠中の妻が巻き込まれるのはちょっと違う。
全体的にあざとすぎるというか、何かをやりすぎている気がする。
今回登場した女性で、
セバスチャンのストーカー、
人の話を聞いていない押しかけ女房的なエリノールよりも、
IT担当で特別班の縁の下の力持ち的存在だったビリーの彼女、
彼を変えようとしているミィの方に薄気味悪さを感じるのは、
自分だけだろうか。