あらすじ
認知症もガンも、いい〈香り〉で治療する
時代がやってきた!
視覚、味覚、聴覚などと並び、非常に身近な感覚でありながら、科学的にまだ謎が多く残る分野――それが「嗅覚」である。重度の認知症患者の症状を改善したり、がんの終末期の疼痛を和らげる〈香り〉。これまでの西洋医学では太刀打ちできなかった病状の治療方法として、いま注目されているメディカルアロマセラピーを、嗅覚のメカニズムや最先端の臨床例からわかりやすく解き明かす。
■目次
第一章 嗅覚のメカニズム~ヒトはどのようにして<香り>を感じるのか
第二章 <香り>が人体におよぼす作用~アロマセラピーのサイエンス
第三章 治りにくい・予防しにくい疾患に効く<香り>~メディカルアロマセラピーの最新研究
第四章 <香り>の効能を楽しむ~精油の使い方
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Posted by ブクログ
香りが脳を支配する オートマティックに夢が叶う『潜在意識アロマ』の使い方
を読んで、以前に買ったこちらの本を再読。内容はすっかり忘れていたので新鮮な気持ちで読書できた。10年以上前の出版されたものではあったけれど、五感の中で、脳にダイレクトに届くのが嗅覚だけであることの背景などとても納得いく内容。嗅覚の仕組みからの丁寧な説明があり、香りが、私たちの身体や精神面にどのように作用していくか理解しやすく買いてあった。
予防医学が叫ばれて久しいが、少子化に伴う人口減少や、特に高齢者増加に伴って認知症の罹患率や高齢者だけに限らないけれど、がんなどの増加の将来予測をして、不安を仰ぐような情報より、こういった予防的医学を(香りだけにとどまらない)もっと社会全体で取り上げて、国民の意識を変えていったらいいのになぁって思う(関心を持つ人だけのものでなく)。エビデンスがしっかりしていて、有益な情報はたくさんあると思うので。
Posted by ブクログ
医療のアロマセラピー導入をバックアップしている「日本アロマセラピー学会」理事長の本。成分からみた精油の性質や、臨床例などが多数掲載されていて、アロマセラピーの基礎知識がある人が読むと大変役に立つ。
香りについての研究は始まったばかりで、かつ日本ではエッセンシャルオイルは雑貨扱いなので、「○○に効く」とは公言できない。一方、フランスなどでは、薬を減らすための代替医療として、積極的にアロマが取り入れられている。この本では癌や認知症に効果を示す精油の話が書かれていて大変興味深い。
高齢化が進む中、病院や高齢者のたくさんいる施設では、アロマを日常的に取り入れ、予防や症状の改善などに生かす日が早く来ればいいと思った。