あらすじ
5年間の密着取材から生まれた唯一の公認伝記! 大投資家ウォーレン・バフェットが人生とビジネスを語る。投資戦術はもちろん、今まで明かされなかったプライベートのエピソードも披露。全米ベストセラー第1位。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
金持でも身だしなみは質素で散財もしない。
富を増やすことに興味があってその金を生活に使う気がないのは昔の賢者のようです。
そういう面は僕も見習いたいなと思って読んでました。
Posted by ブクログ
投資の神様と謳われる人物の伝記。読んでいくにつれて、徐々にバフェットの投資の真髄を感じられる、そんな本だと思います。あと中と下の続編が残ってますが、早く続きを読みたいです。
Posted by ブクログ
ウォーレン・バフェットさんの幼少期からの伝記で育った家庭環境や小さい頃から触れたビジネス思想や金融リテラシー。数字にはめっぽう強く、もともとが天才なんだと思いました。本を読んでる最中から節約倹約をかなり意識してめすが、ウォーレンさんほど徹底的に節約するにはかなり訓練が必要ですね。
ウォーレンさんの考え方で、リスクがあまりにも大きい場合には、いつでも儲けるチャンスを見送るつもりで、資本を維持することが使命というのも意外な感じもしました。
とても面白く勉強になりました。
Posted by ブクログ
雪だるま☃️は、一日してならず。
数字にここまで興味、関心、執着のある方だとは知りませんでした。さまざまな企業の数字を記憶、分析されているんですね。
また、ベンジャミン・グレアムの本を熟読、本人よりも明確に覚えているとは、もはや神がかっているようにさえ感じます。p243
そんな彼でも、若い時には失敗もあり、その度に自分にルールを作っているところは、大変参考になりました。p128.p310など
あさーい知識と社風や雰囲気だけで企業を判断し、投資していた自分を恥じたいです。
まずは、決算書から読めるやうになろうと意気込んでいる次第です。
中、下巻を読み自分の頭で考えながら、保有株の売却時期を判断する指標にしたいと思います。
完璧ではない
投資の神様と言われるウォーレンバフェットの人生に、少し触れられた気がした。あらゆる本でウォーレンの名前が出てくるため、前からどのような人物か気になっていたが、彼でさえ悩み、自分の欠点を意識しながら進むときもあり、でも必要なことにお金と時間を使ってきた人生の一部を知れた。こんな人になりたいと本気で思った。
Posted by ブクログ
世界一の投資家ウォーレンバフェットの自伝(アリスシュローダーによる著書)
章ごとに時代が変わっており、アメリカの時代背景の説明もあり勉強になる。
登場人物が多いので、続けて読んだほうがいいかもしれない。途中でバフェットの家族以外の人物がよく分からなくなったので、何度か読み返した。
ためになるフレーズが多かった。
・合理性と正直が美徳、興奮や自己欺瞞は過ちの元p54
・二番手になって真似をするという人生を送るのは簡単だが、一番手が間違った音を吹いたらそれは台無しになる。p113
・お金がほしかった。p124
・他人が貪欲になっているときはおそるおそる、まわりが怖がっているときは貪欲にp440
Posted by ブクログ
[ころころ,こつこつ]「オマハの賢人」との異名を持ち,広く賞賛を集める投資家のウォーレン・バフェット。世界一の大富豪に輝いたこともある人物は,どのような信条を胸に抱きながら投資を行っていたのか......。著者は,バフェットと話すことができる唯一のアナリストと言われるアリス・シュローダー。訳者は,『フラット化する世界』等の翻訳で知られる伏見威蕃。原題は,『The Snowball: Warren Buffett and the Business of Life』。
ウォーレン・バフェットのありとあらゆる側面が盛り込まれた一冊。世界一の投資家の本と聞くとやたらお金の話に終始するような印象を受けるのですが,実際に読んでみると,「人生とは何か」という普遍的な問いを考えることのできる壮大な作品に仕上がっていました。とても分厚い本なので投資する時間はかなりの量に上るかと思いますが,確実に良いリターンも期待できるかと。
〜「ちょうどいい具合の雪があれば,雪の玉はかならず大きくなる。私の場合がそうだった。お金を複利で増やすことだけをいってるのではないよ。この世のことを理解し,どういう友人たちを増やすかという面でもそうだった。時間をかけて選ばなければならないし,雪がよくくっついてくれるには,それなりの人間にならなければならない。自分が湿った雪そのものになる必要がある。雪の玉は山を登ってひきかえすことはできないから,転がりながら雪をくっつけていったほうがいい。人生とはそういうものだ」〜
これ以外にも引用したい金言がたくさんありました☆5つ
※本レビューは上中下巻を通してのものです。
Posted by ブクログ
投資の神様と言われるウォーレン・バフェットの自伝。昨今の投資ブームもあり手に取ってみたが、甘い考えで投資をする人間は蹴散らされるであろう内容だった。買った時の株価に拘泥しない、慌てて小さな利益を得ようとしない、他人のお金を使って投資しない、など投資の基本動作を若年時から忠実に徹底的にこなし、投資の厳しさとプロの投資家としての真髄を見た。中下巻も楽しみたい。
Posted by ブクログ
ウォーレンバフェットの幼い時の自伝でとても面白い。質素な暮らしをしているが投資には大胆であり、一定の考え方に基付いている。パークシャーハザウェイ、マンガー、グレアム、D.カーネギー、トムソーヤ方式、信用を大事にする、自分から始めない限り成功は無い、裁定取引、複利運用、アメリカンエキスプレス株、投資に参考になる考えは沢山ある。
Posted by ブクログ
バフェットの自伝を、アリス・シュローダーがまとめたものである。
上では、小さいころの話からバークシャーの株を買い集めるところまで。
子供のころから一貫してお金儲けを考え、行動していたことがよくわかる。
Posted by ブクログ
バフェットの半生記。自伝的な内容で、色々と知らないことも多くて面白かった。
父親はもとブローカーで下院議員にもなっている
もともと計数に強く、6歳のときには教会で退屈したので賛美歌の作曲者の生没年から寿命を計算していた。しかし、敬虔なはずの人たちが長生きしていないことを知り、進行に疑いを持ち始めた
高校生時代から、床屋にピンボールマシンを設置して回ったり、商才をいかんなく発揮していた。
株式については安全マージンなど、グレアムの思想を理解し、実践していたが、過剰な分散は合理的でないと思っていた。
一方、マンガーはフィッシャーの成長株の考え方を信奉しており、これがバフェットにも影響を与えた。
・時は会社の優劣を見極める優れた尺度である。まずまずの会社をすばらしい値段で買うよりも、すばらしい会社をまずまずの値段で買うほうがずっといい。
小売業には非常に慎重。すぐれた会社もいずれ競争に巻き込まれてダメになる、と考えて手を出さない
・投資とは、消費を延期することです。いまお金を出して、あとでもっと大きなお金になって戻ってくるわけです。ほんとうに大事な問題はふたつだけです。ひとつは、どれだけ戻って来るか、もうひとつは、いつ戻ってくるか
・私が他人にお金のことで助言するのがもっとも得意だったのは21歳のときだった。誰も私の話を聞かなかった。どこかで立ち上がってすごく賢いことをいっても、たいして注意を払われなかった。いまは世界一愚かなことを言っても、そこになにか隠れた重大な意味があるとみんなが考える
・一階から100階へ上がって、98階まで戻ると、一階から二階へ上がったときよりも不満に感じるものだ。だが、そういう気持ちは抑えなければならない。だってまだ98階にいるのだから(CEOが多少批判されたり、多少の損をしたからどうだというのだ。家族がいて健康で、世界のために役立つことができる状態であれば恨みつらみをならべるのでなく、ものごとに感謝すべき)
Posted by ブクログ
感想はまとめて下巻で。
とは言いつつ、バフェットの伝記を読んでいると、
やはり努力は一日にしてならずで、
トライ&エラーを繰り返すことは大切で、
自分の責任において行動することを躊躇わないことが
どんな人生においても肝心なことであると、再認識。
金持ちも一日にしてならず。
Posted by ブクログ
ウォーレン・バフェットの自伝とも言える内容。投資のノウハウを学べるというわけではないが、彼の生い立ちや、幼少期と青年期を通して培った投資の考え方のベースが垣間見れた。
投資は慈善活動ではなく、あくまでも自分の利益の為に行動している。会社にとっては時には有益であるが有害ともなる。生活は倹約し、その分の資金を投資へと回し複利で稼ぐ。投資の厳しさと、その現実も肌で感じられる。幼少期から好きで経験を積んできた数字の強さと、集中力の高さからくる暗記力、商売をしコツコツと賃金を蓄えてきた資金力と、多大稀なる経験を積んできた結果の今である。億り人の背景も知らず、投資を安直に捉えていた事が恥ずかしい。
バフェットが持つ一つの仕事の事務をさせるためにスカウトした元銀行の信託部門のハーディングが語る。「自分で投資を学びたいと考えるたびに、バフェットの手腕を見てその気を失くした」
複利の強みがある投資を諦めるのではなく、その厳しさを認識した内容であった。
青年期までのバフェット人生編。
Posted by ブクログ
◯人がどうふるまうかを大きく左右するのは、内なるスコアカードがあるか、それとも外のスコアカードがあるかということなんだ。(70p)
★突き抜ける人は一点集中だ。幼い頃から暗記、収集、数字の操作、金儲けに異常な執着を示す。
★成功者はよく本を読む。それも暗記するほど繰り返し読む。『1000ドル儲ける1000の方法』『人を動かす』『賢明なる投資家』重要な本との出会いがあった。
★母親リーラとの関係は良いものではなかったが、妻スージーには甘えられた。