あらすじ
利益より、お客様の「ありがとう」を追求すると、奇跡が起きる!≪18万人で挑む全員経営の裏側に密着取材≫・震災時の巨額の寄付、最終決断は数秒で下された・悲しみをバネに生まれた「まごころ宅急便」・観光地にぽつりとクロネコマーク!? 1日の取り扱い荷物3個の店舗の役目とはクロネコヤマトと聞けば、感じの良いセールスドライバーを思い浮かべる人も多いだろう。東日本大震災では率先してボランティア活動に励み、142億円もの寄付を実現させたことは記憶に新しい。近年では、高齢者向け生活支援、車両整備サービス、はたまた家電修理など、国内で活躍の場を広げるのはもちろん、アジアでも順調にヤマトイズムを展開中だ。「現場が大好き」な経営陣から、「全員経営」を胸に働くセールスドライバーまで、多くのヤマト人のドラマがあなたの心をゆさぶり、本当の仕事とは何かを考えさせてくれる。
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Posted by ブクログ
チェック項目3箇所。ヤマトの車はなぜ背が高い? 運転席側から出ると、車の走行の関係で危険が伴う、だから、背を高くしたウォークスルー車を使って、助手席から出やすくしたというわけだ、もっと大きな理由が、セールスドライバーの腰痛防止だという、かがんで荷物をとることで、腰痛を起こしやすい、その点、かがまないで移動できるウォークスルー車は、荷台まで運転席から行くこともできるし、かがむ必要がないのだ。女性セールスドライバーだと留守率が下がる……女性が化粧前だったり寝間着姿だったりして、玄関先に出ることに抵抗がある場合があるからだ、留守というのは、宅配ビジネスの天敵である、それがなくなれば、効率は大幅にアップすることになるのだ。「社員が『全員経営』の精神に則って頑張ってきた。そうした精神がヤマトの風土をつくり、宅急便の品質を高めてきた。しかし、今の若い人は違うと思います。生まれたときには、もうすでに品質の高い宅急便はあったのですから、その会社に入ってくるのに、宅急便の品質を落とそうなんて考えないでしょう」。