あらすじ
本当に幸福な生き方とは? 「前向きな心、感謝、人を思う祈り」が脳を活性化し、免疫力を高め、自分も他人も変える! 新進気鋭の女性脳科学者が放つ、話題のベストセラー!! 脳科学の見地から「祈り」の本質に迫る。
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Posted by ブクログ
以前から気になってたので、買って読んでみました。
心から幸せを祈る時、幸せホルモンであるオキシトシンが出る。オキシトシンは幸福感につながり、自己肯定感が高まる。
人のことを自分のことのように考える力が人間にはある。そのため人のことを祈り、その人が良い方へ向かったときには自分も幸せに満たされる。
祈りは自分のとこだけではなく、人のことを祈れるようになるとその祈りの力が発揮されると思いました。
すごいと思ったことは、夫の浮気相手のことを祈れるようになったとき、夫が浮気相手と別れたということ。祈ることで魅力的な女性自身となった。
最初は憎しみしかないが、ずっと呪いのように祈り続けるよりも少しずつ良い方へ向かうように祈ることが大切だと思いました。
南無妙法蓮華経は音韻的にとても良く、意味的にも力強さがあるのには驚きました。
コロナで悲観的な今、良い方へ向かうように祈っていきたいです。
Posted by ブクログ
2度目の読書。
タイトルの祈りという文字を見て、まず宗教的?仏教?ヨガ?と連想しましたが、内容は全然非科学的な曖昧なものではありませんでした。ちゃんと、脳科学、でした。
以下、なるほどー!と改めて思った箇所。
・見返りなど必要ないくらい、大きな快感があるのが本来の利他行動です。そして自ら進んでやろうとする利他行動こそ、最も大きく、持続的な幸福感に結びつくのです。(脳科学からみた祈り)
・人は、自分は価値のある人間だ、自分は誰かにとって必要だと感じてこそ、自分を肯定できます。そして、自己肯定感・自己評価は、幸福感に直結しているのです。
また、忘れた頃に読みたいと思います。
Posted by ブクログ
本書にありましたが、
お釈迦さまが、弟子に「人生で一番大事なことは何でしょうか」と尋ねられて、
明快に「幸せになることです」と答えたそうです。
本書では、脳科学的に「幸せになることとはどうすることか」について
答えてくれたものになっています。
また「祈ること」によって、
脳内に幸福感や免疫力をアップさせる脳内物質が分泌されることも語られています。
「祈り」から繋げて言うと、利他行動というものは、
自分自身の幸福感の向上にも繋がることだ
というふうに科学的根拠を紹介しながら説明しています。
途中、「南無妙法蓮華経」の言葉の響きから、
その効能に迫る部分が出てきたり、日蓮についての言及があったりするのですが、
それはどうやら、この本の出版元が潮出版社で、
潮出版社は創価学会系の出版社だってことがありそうでした。
まあでも、そんなヘンな本ではなかったばかりか、
良い本だったなあという感想です。
文字が大きく、ページ数も120ページくらいなので、
さくさく読めてしまいます。
著者の中野信子さんは以前、テレビ番組「情熱大陸」にもでたことのある方で、
髪の毛に秘密のある方でした。
この本は、「情熱大陸」を見る前に買って積読になっていたものです。
読みやすい、なんだかパンフレットのような感覚でした。