あらすじ
断れない少女の、将来の夢は…! 秋が深まっていく時期、受験に向かいつつも日々を大事に過ごしている小森さん。安定の頼まれっぷりで、コスプレしたり運動したり部屋で水着を着てたり。文化祭にも積極的に参加するなか、残念ガール・シキちゃんに事件が!? 将来に向けて夢も語りだす第12巻。
...続きを読む感情タグBEST3
総合選抜や推薦でも
秋口になり、部活は引退したものの、身体がなまるので小森さん、相変わらず走ったり泳いだりもしています。
スポーツ推薦枠でシキさんが落ちたり、総合選抜でめぐみさんも落ちたりしているのがちょっと高校受験の時を彷彿とさせます。
文化祭、3年生は任意参加ですが、小森さんのウェディングドレス姿等はお似合いでした。
次でいよいよ最終巻です。
Posted by ブクログ
小森さんさんとぬいぐるみ的な彼氏の将来話は微笑ましい。
でも友達話はテンポが少し悪くなった気がした。
大学生への階段と、社会人への階段は高さが違うんでしょうね。
でもなっちゃったらなんとかなっている人もいましたね!
Posted by ブクログ
高校3年生になってから「終わり」だとか「最後」を意識させるエピソードが増えたような。それは物語の終わりという意味ではなく、高校生としての終わりであり、更に言うと何も考えない子供で居られる時間が残り少なくなっていると示唆しているような…
その一方で未来を示唆するエピソードも増えているから、どちらかと言うと人生の分水嶺と表現した方が近いのかも知れない
特に被服制作同好会との付き合いでしゅりがウェディングドレスを着て、大谷がタキシードを着るシーンなんて未来の先取りとしか言い様がないワンシーンだろうし
放課後をたむろできる場を探すエピソードもそれに近い印象は有ったかな
学生なら普通にファミレスとか喫茶店を探せば良い。でも、高校3年生やその先の未来を意識するならちょっと背伸びしたお店を探してみても良い
だから相談相手に選ばれたのも年上二人組となった部分はあるのだろうし
最終的に今は「教室でよくね?」的なオチに収まるのは結局まだ高校生なんだなと微笑ましい気持ちになってしまったが
高校3年生の秋ともなれば明らかになってくるのが受験結果。早速志紀に悲惨な現実が……!
誰よりもネガティブな彼女だから重く受け止めてしまう推薦不合格、気を取り直そうと回りが気を揉んでもそう簡単に軌道修正できやしない
そこで彼氏の登場によってメンタルが落ち着く展開には「そういう慰め方で良いんだ…」という気分と「志紀も女の子なんだねぇ…」という気持ちを同時に覚えてしまう……
しゅりが明言した将来の選択、大学生になったらそうした要素に繋がる展開を中心に描いていくという事だろうか?
ていうか、高校卒業の辺りで作品完結とかにはならないって認識で良いのだろうか…?