あらすじ
NO!と言えない少女もオトナになっていく。もうすぐ高校3年生「生徒」でいられる期間もあと僅か。卒業していく先輩や、一足はやくやってきた双子の後輩。変わっていく周囲に、変わっているのかわからなくなる自分。それでも、ゆっくりと着実に成長していく……。切なく明るく懐かしい、青春のきらめきが見える第9巻。
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匿名
時を意識させられる
毎日のびのびと生活している小森さんたちの背後に、受験という一大イベントが知らず知らずの間に刻一刻と近づいてきていることを思わせるようなストーリーでした。それと同時に、表立ってこそ描かれてはいませんが、誰もが避けて通れない卒業への道を一歩一歩噛み締めるように味わう彼女たちの姿も感じられるような気がしました。
Posted by ブクログ
クリスマスに友達と彼氏でダブルブッキングしてしまったからって、両方との予定を同時にこなそうとするしゅりは半端ない……
そこで片方を選ぶという道を取らないのがしゅりたる所以なんだろうなぁ
新学年を前にして新キャラ追加ですか。しかも部活関連の双子とはちょっと予想していなかったかも
しゅりの陸上部については初期から描かれてきたけど、その部活仲間がメインキャラに絡むような形で描かれたことは無かったからなぁ
高校最後の学年と成る3年生を前にしてしゅりの部活面をより強調する事になるかもしれないリナとリカの加入はしゅりに良い影響を齎し、これまでに無い姿を描くことになるんじゃなかろうか？
しゅりと何ともいえない距離感を作りつつ、まるで流れ星のようにやってきては去っていく野川先輩も遂に卒業
何処までも掴みどころのない人だったけど、卒業を見送られる場面で感涙する姿には彼女が普段口にすることが無かった想いが垣間見えたね
そんなしゅりが思い寄せる数少ない先輩だからこそ言えること。進路に悩み、自分は何がしたいのかと迷うしゅりにさも何でも無いことのように天啓を授ける野川先輩はやはりいい先輩
