Posted by ブクログ
2013年07月31日
気だるさは滲むも、手抜き感は全くないタッチの画と、ややブラックさも薫る独特のキレ味があるネタはさすがだな、と思える
派手に目立つ訳じゃないが、漫画の趣味の幅が割かし広い人はすんなり受け入れられる
ヒロインを多感な時期のjcにしている辺りに、若干の狙いを覚えるものの、逆にアリだな、と目を豪快に見開ける...続きを読む、「カッッ」と音が飛び出るくらいに勢い良く
内容はコメディ寄りの、心温まる系。大笑いできるネタはそんなに多くないが、そこは大して気にならなくなる、最後まで読むと
主役の女の子を三人に抑えている辺りに、クール教信者先生の自身の能力を正確に認識できる能力の高さを感じ、感心するものの、一読み手としては、もう一人、欲しいトコ。できりゃ、男の子を。小森さんレベルで、他人に頼みごとをされ、何だかんだで全校生徒や教師に可愛がられてる、ぷちヤンキー的な男子キャラを。ふとしたキッカケで小森さんと知り合って、悩みを共有しつつも、他人の役に立てる嬉しさや楽しさにも共感する。遅ればせながら自己紹介をしようとした矢先に、お互い、友人に呼ばれて分かれちゃう、そんで両方とも「また話を出来たらいいな」みたいな恋愛要素を薄く滲ませた内容を希望しちゃったり
個人的には、根岸ちゃんが好みなので、彼女が主役の話が2巻では増えてて欲しい
ツボった話は、105pからの三送会ネタ。しゅりちゃんの見た目からは想像できない、特殊スキルにドン引くのを通り越して、拍手してしまった・・・・・・