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NO!と言えない少女も大人の階段をのぼる季節。高校1年目も後半に突入。まさ子の秘密が発覚したり、めぐみは何もない自分に悩んだり。小森さん自身は文化祭や陸上大会に燃えつつも、以前より少し余裕が出てきたり?一歩ずつ大人になるみんなに頼もしさと、楽しさを感じる第6巻。小森さんの家族が明らかになる《特別編》全3話分も収録!
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小森
妹と母も、何か良い(≧∇≦)b
Posted by ブクログ
いやー、もう、(6)も最高でした どんくらい、最高だったのかと言うと、読んで終わってすぐに、感想を書いちゃって、その日にアップしちゃうくらいには最高です 普段は、読んでから最短でも一週間は、自分の中で寝かせた上で、感想を書かせてもらっているんですけど、クール教信者先生の作品に関しちゃ、我慢が出来なく...続きを読むなりますね なので、ハッキリ言って、いつも以上に、感情任せのレビューとなってしまいますので、ご容赦ください、と先に言っておきます しっかし、最高と讃えた手前、恥ずかしいんですが、どこが最高なのか、そこが上手く語れないんですよね 感情任せに書けばいいとは思う反面、クール教信者先生に読まれた時の事を考えると、恥ずかしくないものにせねば、って見栄も働いちゃいます とんでもなく低い確率なのは、百どころか千、いえ、万も承知ですけど、絶対にない、とは言いきれないですからね ともかく、色々な事に小さいながらも、ハッキリとした進展がある巻だった、と素直に感じます まさ子の隠し事が発覚したり、めぐみが何気にマジメに悩んでみたり、しゅりが七種競技の大会に出場したり、と友情面だけでなく、しゅりと大谷の恋仲も、彼らなりのペースでゆっくり前進しています 何と言うのか、微笑ましい青春ドラマですよね、この『小森さんは断れない!』は 『小林さんちのメイドラゴン』のような、コメディとシリアスが見事な調和に到っているファンタジーでもなく、『ぱらのいあけ~じ』のように、業界の裏と闇をチラ見せするメタ感が特徴的な、ちょいエロでもないけど、この作品にしかない独特の深みがあるのは間違いありません 学生組らが真剣にアオハルしている一方で、そんな未熟な彼らを支えている大人サイドにも、しっかりと力が入っているのが、この『小森さんは断れない!』とクール教信者先生の特徴であるようにも感じました ついに、顔見せに至ったしゅりの父・耕助さん。シンプルに人物像を説明するなら、しゅりとアミの父親で、アヤメさんの旦那さんだな、と納得できるような男性。つまり、大谷の義父になっても、何ら、違和感はないって事です どちらにも負けないくらい、しゅりの事を大切に思っている男二人が会う日が楽しみなような、怖いような。きっと、『おじょじょじょ』のように、読み手に「グッ」を与えてくれる、良い展開にしてくれるでしょうね しゅり達の担任・海藤先生も、結構、キャラとして立っています あくまで、私個人の印象ですけど、教師らしくないからこそ信頼できる、そんな感じの先生ですね 何となく、モミや管理人の仲間なのかな、と思うような雰囲気を纏っているような気がするんですけど、さすがに、それは錯覚でしょうかね? ともあれ、この海藤先生なら、しゅりらの葛藤、懊悩に的確な助言をしてくれそうです。教師に必要な要素ってのは、私にもよく判りませんけど、助言力の高さは必要な気がします 厳密に言えば、初登場ではないけど、野川先輩も、かなり特徴的なキャラです。やっぱり、彼女もクール教信者先生の作品らしい、キャラです 第一印象としては、良い先輩ってのは確かです。ただ、どことなく、何かを抱えているというか、心の中に闇がありそうだ、と感じてしまいました。もちろん、勘違いって可能性もありますけど、しゅりにグイグイ迫って仲良くなれる面を考えると、とんでもない個性があっても不思議ではないかな、と 親の敷いたレールを外れた事で、自分や友人と向き合え、人間として一皮剥けた山中の今後に関しても、気になりますね。一見すると、落ち着いたようだけど、彼のようなタイプは、ふとしたタイミングで暴発するからな。その時、誰が暴走した彼を止め、支えるのか、そこが楽しみな私は性格がきっと、歪んでるんでしょうね まぁ、私の歪曲なんぞ、まさ子のお姉さんに比べたら、まだまだでしょう ひねくれている彼女だからこそ、しゅりの善性と、それから生じる危うさを感じ取れるんですかね そんな彼女としゅりの根っこには相似性がある、と感じているシキちゃん。当人は普通と思っているけど、意外にアブノーマル寄りなのかも知れません 次巻では、どんな青春ドラマが展開されるのか、楽しみで胸が膨らみます、さすがに、しゅりほどじゃないですけども (7)では、いよいよ、しゅりと大谷はオトナになっちゃうんですかね この台詞を引用に選んだのは、グッと来てしまったので。改めて、何が何でも、小説家としてプロデビューしたくなりました。多分、私はまだ、「小説家」って職業に手が届く位置にはいません。けど、歩みを止めたら、そこへも行けないですから、苦しい中にも楽しさを見出しながら歩き続けて、手が届く場所まで辿り着き、そっから、もう一踏ん張りして、掴みたいです。掴んだら掴んだで、それなりの苦労はあるんですけど、それも含めて、「悪くはない」と思うのが楽しみでしょうがないですね
しゅりと大谷が付き合いだして何が変わるのかと期待していたけどそれほど大きな変化はなかった印象。 これまでの関係の延長線上を望む大谷ともっといちゃいちゃしたいしゅり。良い意味で二人の距離感は変わっていないようで むしろ前巻の後書きで作者が書いていたようにようやく高校生編らしい展開やキャラクターが増えて...続きを読むきたように思える。 山中はどうにか復帰できたのかな?それにしては復帰した方向性が随分と開放的で以前と大きく違うけれど それでも本人にもう迷いがないのならそれで良いのか そして新キャラとして野川ちゆが登場。と言っても以前のエピソードで登場していたから正しくは再登場なのだけど のほほんとした見た目に反して、出逢ってそれほど仲を深めていない状態でお宅訪問をしてしまうぐいぐい来る姿勢はかなりギャップがあって良し。 それでいながら先輩らしい金言を授けてくれるキャラクター性はクール教信者先生ならでは 巻末に収録されている小森夫妻の馴れ初めがしゅりと大谷の交際模様にとても似ていてちょっと笑ってしまった
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小森さんは断れない!
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