あらすじ
ツチヤが来りてホラを吹く。「お茶の水女子大の方から来ました」「妻と助手を養わなくてはならないんです」「読んでも読まなくても必ず笑えるから」などと言いながら本書を売り歩いている哲学教授がいます。屁理屈をこねまわして簡単には断れませんので、ボランティアだと思って(?)、ぜひ2~3冊まとめてお買い求めください。週刊文春長寿連載「棚から哲学」シリーズ第5弾。
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Posted by ブクログ
土屋教授の大爆笑エッセイ!!
もう駄目・・・笑いすぎて・・・腹筋が・・・(笑)
この本読んで笑えない方がいたらご一報ください(笑)
なんていうか、屁理屈がうまいし、洞察は深い。逆説的レトリックを巧みに用いてるし、オチもキレがいい。とにかく、最高!!私は土屋さんにどっぷりつかりすぎて、彼が連載してる週刊文春を欠かさず買っています(笑)
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読書録「簡単に断れない。」4
著者 土屋賢二
出版 文藝春秋
P19より引用
“実際に、店頭で二ギガヘルツのパソコンを使ってみると、今使
っている〇.五ギガヘルツのパソコンと同じ速さでしか文章を書け
ないことが判明した。”
目次から抜粋引用
“買い替えるべきか
神とホットケーキ1
花粉症の謎
理論で幸福になる方法
スイッチの入れ方”
哲学者である著者による、雑誌週刊文春に連載されたエッセイ
をまとめた一冊。
こだわりについてから誓いについてまで、自筆のイラストを添
えて書かれています。
上記の引用は、パソコンの買い替えについて書かれた話での一
文。今のパソコンの処理速度に追いつけるほど、早く文章を考え
ながら打ち込める人は、この世に存在しないのではないでしょう
か。機械の性能に追い付いていないのではないかと思うものは、
他にはテレビもあると思います。どんどん画像は美しくなってい
きますが、果たしてどれくらいの人の目はその美しさを楽しめる
ほどよく見えているのかと思うことがあります。
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Posted by ブクログ
この本を最初に見たとき、土下座をしている人が土屋教授の無茶苦茶な申し出を必死に断っている絵だと思った。きっと本書の中には相手がもう「勘弁してください」と土下座をしたくなるような屁理屈が並べられているのだろうと思ったら、違っていた。土下座をしている人がお願いをしている人でした。思いっきり誤解をしていました。ゴメンナサイ。
毎度おなじみの会議を断り飲み会を断り、その他日常のありとあらゆるお誘いを断る苦悩と深読みが土屋教授調に綴られていて、ニヤニヤ。
他にお気に入りは
「真実とは何か」
「スイッチの入れ方」
「誓いの有効期限」
Posted by ブクログ
他の土屋本と内容に大きな違いはない。
鍋敷きには少し分厚いような気がする。
鞄の歴史についてはよく理解できた。
イラストはいつも通りかわいい。
(特に教授会の議長をしているところの想像図)
Posted by ブクログ
哲学者・土屋賢二氏の屁理屈エッセイ。一体何処まで本気なのか。基本、自虐と周りへの皮肉。思わず笑ってしまうので周囲に人のいないところで読みましょう。
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教授が来りてほらを吹く。真摯な紳士の爆笑エッセイ!
ほらを吹いても嘘はつかない、ご存知・笑う哲学者の最新刊。「中年女の美学」「髪の悩み」など教授の戦々恐々とした日々を笑え
Posted by ブクログ
奥さんも助教授も学生も、教授に対して言いたい放題。尊敬しつつもおちょくってるのか、単に教授がいじられキャラなのか分かりませんが、まぁよく頭と口が回ること。いくら教授がいい加減でも、なにもそこまで言わんでも・・・ってところもありますが、自分が自分に対して言うことってそれくらい辛辣だったりするんです。人には見せない手抜きや言い訳を知ってるだけに。それにいちいちめげてたら自己嫌悪の塊になるだけ。屁理屈だろうと論理が飛躍しようと、ツチヤ教授くらい自分を正当化しないと。時には自分に問答無用で「いいんだよ!」って言い切ってしまおう。
Posted by ブクログ
土屋先生は、ユーモアが身体からコンコンとほとばしり出て飛び散らせているそうです。それをまともに浴びた人は、トラウマとなるそうで。私も中毒にかかってる??この人が自分の親だったら、めっちゃ迷惑だろーなーって思う。遠くから眺めてるだけで満腹。