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ラプンツェルをちょっと思い出す
作家さん買いです。
塔に閉じ込められた女の子が主人公ですが、この描写が本当にお見事です。
こういう書き方をすればキャラクターが活きるのか、と唸ってしまうような描写が続き、彼女の成長もみずみずしく描かれていてとてもわくわく、一方でハラハラしました。
とてもいいお話です。オススメできます。
Posted by ブクログ
やっぱり、火崎勇さんの作品にはハズレがないです。しかもイラストは池上紗京さんで、アヴァンはかっこいいし、ルーシアもきれいで、買ってよかったーって思いました。
双子が忌み嫌われた国の王女として生まれ、母である王妃と共に、生まれたときから塔に囚われていたルーシア。なんでここまで?って思うくらい、父王の仕打ちはひどすぎます。
心を病んだ王妃が塔から出された後は、たった一人で塔に暮らし、知識は本から得られるものだけという中、妹であるエレシアと勘違いして、アヴァンが塔に忍び込んできたところから、ルーシアの人生が変わってきます。
エレシアと間違って純潔を散らしてしまったと、アヴァンは反省し、塔に囚われている状況など、ルーシアの話を聞いて、最初はたぶん同情だったんでしょう。でも慎ましいルーシアにだんだん惹かれていくアヴァンと、アヴァンに惹かれるルーシア。胸がキュンキュンしました。
ほんと、幸せになって欲しいって思う二人でした。
満足です。
期待を裏切らない。
この作者さんは期待を裏切らない。
幽閉されたヒロインはヒーローにレイプされても意味が分からず、余りにも無知でした。でも、その無知ブリが可愛らしいです。二人共年がわかりません。結婚したのも何年後かもわかりませんでした。ヒーローはわりと淡白ぎみでした。TL小説にしては、二人共大人な感じでした。