あらすじ
広家の打つ手虚しく、安国寺恵瓊の策謀により毛利は西軍の総大将に担ぎ出された。だが、徳川との全面対決が不可避になりつつある中、情勢は次第に西軍の劣勢に傾き始める。水面下で家康側への粘り強い交渉を続ける広家。合戦の最中、唯一の忠臣・藤谷伊知介に全てを託して送り出す――。毛利存亡をかけた広家の孤独な戦いの行方は?
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Posted by ブクログ
H28.6.17-H28.6.21
(あらすじ)
始祖・毛利元就や叔父・小早川隆景ら名将たちの遺言を守り、毛利と徳川との全面対決を阻止しようとする広家。だが、安国寺恵瓊の策略により毛利輝元は反徳川勢の総大将に担ぎ出されてしまう。このままではお家滅亡は必定と焦る広家は、なおも戦闘を回避すべくぎりぎりの努力を続けるが、ついに関ヶ原合戦の火蓋が切られることに!
(感想)
恵瓊の策謀の隙を突き徳川と繋ぎをつけ、結果関ヶ原に負けた西軍。毛利は吉川の内応によって所領安堵を約束されていたが…。
あとは知ってのとおりの歴史です。
できるだけ広家を正義に描こうとしていますが、どうしてもモヤッとしたものが残りますね、やっぱり。