【感想・ネタバレ】渋谷ルシファーのレビュー

あらすじ

桜町は、いま渋谷・道玄坂でルシファーというバーをひらいている。そんな一夜…映子18歳が突如、訪れたことから、桜町みずから封印していた苦い出来事が強烈によみがえる。迷路にはまりこんだ青春、凄絶で不器用な愛と別れ――。さまざまな恋のありさまを、ブルースの旋律にのせて描く。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

渋谷のバー「ルシファー」のマスター、桜町は元天才ジャズギタリスト。彼のかつての恋人の娘で、ブルースシンガーを夢見る映子。そして彼らの周りに集まる仲間たちの話。
桜町には常に暗い過去がつきまとう。しかし何かカッコいい中年の男性。
電話は嫌いだけど手紙は好き、ってとこが私と一緒で、何か微笑ましい。
語にはヤクザやアウトローな連中も沢山登場。クスリや性描写のシーンもあるんだけど、何だか嫌な気分がしかなったのは、主人公たちが音楽を愛し、努力しながら夢に生きているところが眩しかったからだ。
弦楽器愛好家の私としても、思わず彼らを応援したくなった。
ジャズバーに久々に行きたくなった。

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2012年07月12日

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