あらすじ
3回コールの後に切れる不気味な電話。この電話は……。艶やかで奔放、計算高く身勝手。魔性を秘めた女、貴世美。関係を持った妻帯者の上司を狂わせ、友達だった景子は退職を余儀なくされた。5年という歳月が過ぎて、景子はインテリアデザイナーとして、新しい一歩を踏み出したその矢先だった、景子の部屋の電話が3回鳴った──。女という性の持つ深い闇を暴く長編心理サスペンス。
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Posted by ブクログ
貴世美の亡霊に執拗までに怯える景子の行動が行きすぎだと思っていたら最後まで読んでどんでんがえしがあって、その理由がわかった。景子も魔女だったんだと。。。
Posted by ブクログ
ラストまで非常に気になったから一気によんだ。ラストが意外といえば意外であったが、ちょっとインパクトに欠けた。自分も(衝動的に)悪いことしてんのに、人のせいばかりしてもねえ。というかんじ。何がほんとかわからんかったけど。もっと毒入れてもよかったともおもった。
Posted by ブクログ
最初は引き込まれ、途中で中弛み。
投げ出しそうになったけど、まさか最後にそんな結末が待っていたとは…びっくり。
結局、新田家に無言電話をかけていたのはどちらなんでしょうね。
貴世美は景子が思うような女なのか、景子の被害妄想なのか。
何が真実で誰が嘘を言っているのか。
推理小説ではないので解決はしませんが読む人によって印象が変わる作品ですね。