あらすじ
「東京では1円もかけずに暮らすことができる」―住まいは23区内、総工費0円、生活費0円。釘も電気も全てタダ!?隅田川のブルーシートハウスに住む“都市の達人”鈴木さんに学ぶ、理想の家と生活とは?人間のサイズに心地良い未来の暮らしを提案する、新しいサバイバルの知恵がここに。
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Posted by ブクログ
旅のお共として。最近のお気に入り、坂口恭平さんの初期の作品。つーか、最初に出した路上生活者の写真集を出す前後の顛末をまとめたもの。ほんと0円で家を作るってすごいよな。こないだ防災の展示みたいなので出てた家みたいと思った。すぐに作れてすぐに撤収できる。ホームレスの人も少なくなったと思うけど、この鈴木さん達は今どうしてるんだろうなぁ。坂口さんもこの頃はまだ躁うつ病じゃなかったんだろうなぁ。
Posted by ブクログ
とってもおもしろい視点。文章も笑える。著者は、子どもの頃、秘密基地みたいなのを作るのが好きだったし、さまざまなアイディアを持った少年だったのがとてもよく分かる。この軽い文章は、椎名誠の影響では?
彼が世界的におもしろがられて、評価される理由は分かる。
ただし、彼の論理には難点もあると思った。
彼が、これから、生き残っていけるのかどうか?これからが勝負だと思う。
Posted by ブクログ
もちろん、多くの路上生活者がこの本に登場するような人ばかりではないのは間違いないだろうし、この本に出てくる路上生活者のライフスタイルや生活様式がそのまま答えだとは言えない。しかし、私たちが現代のライフスタイルや生活様式に感じる疑問のヒントを得ることくらいはできるように感じた。
80点