【感想・ネタバレ】妖樹・あやかしのきのレビュー

あらすじ

古代インド。不老長寿が得られるという紅末利迦(べにまつりか)の樹。その樹を求め、ラ・ホーの国に向かった者は誰一人戻ってこない。冒険好きの若き王子・アーモンと従者・ヴァシタは、いくどもの危機をくぐり抜けるうち、何故かラ・ホーの国に招かれる。獣を操り、幻力(マーヤー)を使う妖しく美しいラ・ホーの正体とは!? 今まさに、紅末利迦の下で、“儀式”が始まろうとしていた!!

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Posted by ブクログ

設定が古代インドという事で、馴染めるか不安があったけど、壮絶な妖しい世界に一気読み。
冒険好きで、怪力の若い王子アーモンと、従者の仙人の老人ヴァシタが、妖しい世界ラ・ホーの国に迷い込み、不老長寿が得られるという紅末利迦の樹を求める勇者と出会い、妖と戦う話。
残酷な描写が沢山出てくるのですが、その描写が映像となって鮮やかに思い浮かびます。
1巻なので、話としてはあっさり読み終わってしまいましたが、紅末利迦の甘く腐敗した匂いに、血の匂いも感じ取れる様で、世界観にどっぷり浸りました。

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2017年04月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この語り口のテンポの小気味良さはなんだろう。わくわくする様な話の展開 おぞましい描写も数多いがヴァシタの存在がそれを中和してくれる
オカルトは決して私は好きでなく、いや寧ろ嫌いであるが この夢枕獏の世界に引きずり込まれてしまった。古いテレビ番組だが「ローハイド」のウィッシュボンを彷彿とさせる ヴァシタの存在である

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2011年12月08日

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