あらすじ
古代インド。不老長寿が得られるという紅末利迦(べにまつりか)の樹。その樹を求め、ラ・ホーの国に向かった者は誰一人戻ってこない。冒険好きの若き王子・アーモンと従者・ヴァシタは、いくどもの危機をくぐり抜けるうち、何故かラ・ホーの国に招かれる。獣を操り、幻力(マーヤー)を使う妖しく美しいラ・ホーの正体とは!? 今まさに、紅末利迦の下で、“儀式”が始まろうとしていた!!
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Posted by ブクログ
設定が古代インドという事で、馴染めるか不安があったけど、壮絶な妖しい世界に一気読み。
冒険好きで、怪力の若い王子アーモンと、従者の仙人の老人ヴァシタが、妖しい世界ラ・ホーの国に迷い込み、不老長寿が得られるという紅末利迦の樹を求める勇者と出会い、妖と戦う話。
残酷な描写が沢山出てくるのですが、その描写が映像となって鮮やかに思い浮かびます。
1巻なので、話としてはあっさり読み終わってしまいましたが、紅末利迦の甘く腐敗した匂いに、血の匂いも感じ取れる様で、世界観にどっぷり浸りました。