あらすじ
先の見えない時代、私たちはみなそれぞれの形で深い問いを抱えている―「どう生きたらよいのか」。そんないまこそ、哲学にできることがある!単に知識を得るだけではなく、一人ひとりが哲学するやり方とセンスを磨くことのできる、日常を生き抜くための哲学入門講義。
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Posted by ブクログ
西 研さんという哲学者の著書、集中講義 これが哲学!
「人生は何のためのものか」という~問いを問わずにおれないのは、
その人の生がどこかに苦しいものを抱え込んでいるからですね。
~生の物語がなかなか描けない。~将来的な展望がはっきりしない
~存在可能が明確でない~この種の不安や苦しさが究極的な
意味を求めさせる。ということが書いてあります。この部分にとても
共振してしまった私は、いったい・・・
最近、お世話になっている哲学者は、この西 研さんと竹田青嗣 さん、
この二人にかかると、難しい近代哲学も、私の人生に活かせる概念に
なってくれる。
私たちは、私たちなりに、私たちが生きている世界のルールについて
理解しなければ生きていけない。幼児の頃であれば家庭、子供の頃で
あれば家庭と学校、社会人になれば勤務先というように、私たちは
私たちが生きている世界を拡張して行くわけだが、世界が拡がれば
拡がるほどルールは複雑化し例外も増えて行く。
拡がった世界で生きて行かなければならない私たちにとって、
必要なのは、世界を観察し秩序化する能力だ。そのような能力を
私たちは、私たち自身で身につけたり、先人から学んだり、書物から
学んだりするわけである。
この「これが哲学!」は、私たちが世界を観察し秩序化するための
知恵を授けてくれる。