【感想・ネタバレ】低温「ふしぎ現象」小事典 0℃~絶対零度で何が起こるか?のレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

凍った魚が蘇る「生体冷凍保存術」。最高の美味を極める「冷凍と解凍の科学」。本当は恐ろしい「低体温症」の話。無風なのに真横に煙がたなびく南極大陸の怪奇。ダークマターを捉える超ヘビー級の低温液体。電気抵抗がゼロになる「超電導」や、壁を這い上がる忍者液体「超流動」。氷点下をはるかに下回る世界で、なぜ「ふしぎ現象」が生じるのか、低温技術で何ができるかを網羅した「温度別」読む事典。(ブルーバックス・2011年12月刊)

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

よく視点を変えるというが、温度を下げてみるという変え方はこの本で初めてであった。
低温が更に下がっていくに連れて未知の世界があらわれ、今までの自分の常識は常温の世界だけであることに驚かされる。
表紙の凍った魚は、0℃より更に下の温度では再び泳ぎだすのだろうか。

低温といえば「バナナで釘がうてる」CMくらいしか知らなかったので、とにかく楽しめた。

0
2012年02月08日

Posted by ブクログ

-271℃ までのことはぎりぎり理解できたが、そこから2℃ 下がるなかで起こる現象の解説は、素養に乏しく理解が及ばない。だが分からぬながらも、ラスト2℃ を追及する中で起こる液体ヘリウム超流動の世界は、この世の話とは思えぬ不思議に満ちており、読んでいて愉しい。良質の科学本はドラマチックだと思わされることがあるが、本書もそう。

0
2014年09月27日

Posted by ブクログ

低温から超低温で起こる様々な現象を紹介。
わかりやすく馴染みある話もあるが、一見簡単そうに見えるわりに、結構専門的な記述も多く、何もかも納得~という感じには理解できず…。
多少、科学の素養がある人の方がより楽しめるかも。

0
2012年04月26日

「学術・語学」ランキング