あらすじ
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中高生から読める電磁気学の入門書。推理小説を読むように電磁場の本性を探る。電場と磁場 自然界に存在する2つの「場」とは、本当のところどんなものなのか? どうしてそんなものを科学者が考えたのか? 電磁気のさまざまな現象を調べながら、電場と磁場を徹底追究!(ブルーバックス・2007年9月刊)
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Posted by ブクログ
私のブルーバックス積読シリーズ。積読と言っても、大学時代に読んで、電磁気学の単位取得に大いに役立った本。
電磁気学の基礎を優しく解説してくれる新書。
電位差を水位で表現し、高校時代にはよく分かってなかった「"電圧が流れる"ではない」ことを、この本で深く理解することができた。
Posted by ブクログ
学生時代にクーロンの法則やキルヒホッフの法則などを習ってテストではそれなりに答えることができた。一方で、それら法則間のつながりや実生活でどのように役立っているかはよく知らなかった。そのせいか電磁気学をあまり面白いと思ったことはなかった。しかし、本書を読んでその考えは一変した。様々な名前のついた法則があるが、電磁気学の基本法則は 4 つであり、それらはお互いに関連していることがよく分かった。また、ラジオや電子レンジなど身近なところで電磁気学がどのように役立っているか説明されており、それによってより理解が深まった感じがする。それほど身近なものではないが、超電導磁石やそれを利用したリニアモーターカーのしくみについても書かれており興味深かった。学校で学習する際にも、教科書と併せて本書のようなものを活用したほうが、法則をただ頭に詰め込むだけではなくなり良いのではないかと思う。
Posted by ブクログ
高校で電磁気が嫌いだと感じた人は、だまされたと思って、一度読んでみてください。
この本でもだめな方には、また本を探してみます。
自分では、高校1年のときに、放送部でオーディオのスイッチャなどの作成の手伝いや、オーディオ機器の操作、作成、修理マニュアルを作ったことで電磁気に興味を持ちました。
自分が、電磁気学を好きになったので、嫌いな人の気持ちがわかりません。ごめんなさい。
Posted by ブクログ
イメージを持ちやすい説明で、中学か、高校か、遅くても大学入学直後くらいでこれを読んでいれば、人生が変わってた気がする。主に電磁気学を避けなかったという意味で。
きちんと電磁気学を勉強したいという逃避なのか微妙なところの欲求を満たすための良い頭の体操になった。
160904