【感想・ネタバレ】どんぐりの家 7のレビュー

あらすじ

いよいよ入居型施設「ふれあいの里・どんぐり」建設に向けて動き出した川田さんとお母さんたちは、施設のために土地を提供してくれるという岡本さんに施設建設の事務局長をお願いする。初めは「なぜ土地の売り主が、買い主のお金集め運動をやるのか」と戸惑う岡本さんだったが、以前務めていた役所の福祉課では、障害者のために尽力してくれた人物だけに、結局快く引き受けてくれる。一方、漫画家の山本おさむは、どんぐりの家のことを漫画で描きたいと、ビッグコミック編集部に話を持ち込む(第1話)。▼「ふれあいの里・どんぐり」を作る2億円募金運動は、埼玉県大宮市を皮切りに、徐々に県内各地に広がっていった。そんな折、「どんぐりの家」に聴覚障害のある富田安子さんと彼女のお母さんが訪ねてきた。安子さんのお父さんは中国残留孤児で、6年前に一家で日本に帰ってきた。中国で生まれた安子さんは、学校へ行けず、毎日野原で花を摘んで遊んでいたという。現在では、手話を少しと日本語を覚えたのだが、どんぐりに来た彼女は、ただただ涙をこぼすばかりだった…(第2話)。

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Posted by ブクログ

最終巻。読んでいてずっと「2億円2億円・・・」と考えてしまっていた自分がいました。どんぐり建設への親やろう協などの並々ならぬ努力が滲むようです。それまでして集めた2億円、そしてやっと建ったどんぐり・・・。この本を読み終えて、今、自分が住んでいる県に(遠いとはいえ)あるどんぐりを、一層大事に大事に思えるような気がします。本当に、読んでよかった。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

 エドナマシミラの詩  大江裕子訳

 「なぜこの子らは世の光なりか」

 伊藤隆二著 樹心社刊  


  会議が開かれました
  地球から、はるか遠くで。

  “また次の赤ちゃん誕生の時間ですよ”
  天においでになる神様に向かって、天使たちはいいました。

  この子は特別の赤ちゃんでたくさんの愛情が必要でしょう。
  この子の成長はとてもゆっくりに見えるかもしれません。
  もしかして一人前になれないかもしれません。

  だからこの子は、下界で出会う人々に、
  とくに気をつけてもらわなければならないのです。

  もしかしてこの子の思うことは
  なかなかわかってもらえないかもしれません。

  何をやってもうまくいかないかもしれません。
  ですから私たちはこの子がどこに生まれるか
  注意深く選ばなければならないのです。

  この子の生涯がしあわせなものとなるように。

  どうぞ神様
  この子のためにすばらしい両親をさがしてあげて下さい。
  神様のために特別な任務をひきうけてくれるような両親を。

  その二人はすぐには気付かないかもしれません。
  彼ら二人が自分たちに求められている特別な役割を。

  けれども天から授けられたこの子によって
  ますます強い信仰と豊かな愛を抱くようになるでしょう。

  やがて二人は自分たちに与えられた
  特別の神の思召しを悟るようになるでしょう。

  神からおくられたこの子を育てることによって。
  柔和でおだやかなこの貴い授かりものこそ

  天から授かった特別の子どもなのです。

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2012年01月05日

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