あらすじ
老舗小料理屋の若き主人とガテン系わんこ。
親代わりの真人に仔犬のように懐く光太。
大人になっても“まこさんの味はおかあさんの味!!”(満面の笑顔!)と誇らしげに語り、家族のように仲睦まじい二人。
…しかし、ある日訪ねてきた客・有匡の存在が光太の胸に小さな棘となって刺さる。
親しげな雰囲気、自分には見せない少し照れた表情…真人の所作がいつもと違って見える…。
ぬぐえぬ嫌悪と不安が光太を苦しめて…。
あたたかくてなつかしい…時にぴりり、と心にしみるとっておきの恋。
どうぞご賞味ください。
《収録内容》
◆『相生結び』1~3話
◆『相生結び 続』前後編
◆描き下ろし16P
感情タグBEST3
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叙情的
タイトルからして情緒を感じます。
小料理屋の店主のマコさんは歳上黒髪美人受け、ガテン系わんこ攻めコータは土木職。2人は家族の様に暮らしています。いつの間にか関係が変わりそうになりながら。それを、マコさんは少しずつ毒を盛ると表現しました。セリフ回しが独特でとても良かったです。
☆2
真人は言葉を飲み込む。その機微を行間から読み取るのが難しい!一回でわからなくて何回も読み返してしまった。それでも、何で?ってなりながら…。ぐるぐる
Posted by ブクログ
親代わりの老舗小料理屋の若き主人な真人に仔犬のように懐くガテン系ワンコ光太。
小さいころ隣に越してきた光太の面倒を見始めたのをきっかけに、家族のような弟のよう存在から大人になるにつれて変化した感情に大人故、年上故の葛藤あり、でも手放せないもどかしさ。一途なワンコも良いし、お店に立つときは着物な真人も良いです。
番外のお客の有匡と真人の父との話も素敵でした。
とにかく読むたびにお腹が空く(笑)こんなお店あれば食べに行きたい!!
読めば読むほど素敵な話だなと感じました。